投資信託とは?
投資信託とは?初心者に超々わかりやすく解説!【株歴12年以上投資家】
執筆者:バイオ投資家ぷっちょ
こちらの記事では、株歴12年以上の僕が、投資信託について説明したいと思います。
株式投資や投資信託は、リスクがあって怖い!というイメージがりますが、適切な知識があれば問題ありません。安定的にお金を増やせる可能性があるので、勉強してゆきましょう。
具体的には、以下のことを投資家目線でわかりやすく解説してゆきたいと思います。
● 投資信託って何?
● どの投資信託の商品がおすすめ?
● リスクはないの?
● どうやったらコツコツと資産を積み上げることができる?
● いつから投資信託を始めれば良いの?
~目次~
1. 投資信託とは?初心者に超々わかりやすく解説!【株歴12年以上投資家】
2. 投資信託は、販売側が有利に設計されている?
3. 投資信託とは?投資信託の種類をわかりやすくご紹介
3-1. 『国・地域』で知る!投資信託
3-2. 『投資商品』で知る!投資信託
3-3. 『運用方法』で知る!投資信託
4. 投資信託をおすすめする最強メリット
5. 投資信託の始め方~証券口座を開設しよう~
5-1. SBI証券がおすすめ
✓ 投資信託とは?初心者に超々わかりやすく解説!【株歴12年以上投資家】 |
投資信託は、様々な金融商品を取り扱っている会社が提供している商品です。株や債券、金や為替など、商品は多岐に及びます。また、国も日本だけでなく欧米や新興国など、さまざまです。
投資信託の商品によって、どの商品、どの国・地域、どのような配分で運用するかが定められています。
ちなみに投資信託商品は、証券会社などの金融のプロ集団が開発しているもので、その中には金融商品を設計するいわゆる高学歴理系が、日々その商品研究開発をしています。
投資かは、たくさんある投資信託のうち、どれを選択するかが重要になってきます。そして、なによりどのタイミングで商品を購入するかが、儲かるか損失を出すかの分かれ道になります。
メリットは、少額(例えば数百円)からの投資が可能で、投資初心者の方に馴染みやすい商品であることです。
デメリットは少々手数料が高いことです。ただ、株式投資で個別銘柄のリサーチを自分でやることを考えると、手数料分は良し!という考え方もあります。ましてや海外の投資商品を購入する場合は、自分ひとりでは一苦労ですし。。。
✓ 投資信託は、販売側が有利に設計されている? |
基本的には、投資のプロに運用をお任せするため、少なくともその人件費分くらいは割高です。ただ、株の初心者は断然に投資信託がおすすめです。
投資信託には2種類の手数料があります。
● 販売手数料(初期費用)
● 信託報酬(メンテナンス費用)
販売手数料は、投資信託を購入した最初に必要な初期費用みたいなものです。
信託報酬は、投資信託の運用をお任せしているので、そのメンテナンスも含めて年単位でお支払いするメンテナンス費用みたいなものです。
投資信託の商品ごとに、それぞれの手数料がどれくらい必要なのかは、ちゃんと明記されていますので、必ずチェックしましょう!
例えば、ある信託会社が提供している商品の手数料がこちらです↓
販売手数料は、かなり良心的で0%です。要は、初期費用はナシでokです。
信託報酬は、0.63%くらいでしょうか。年率ですので、投資額のそれくらいの%がメンテナンス費用として必要ということになります。
あと、こちらでは信託財産保留額が設定されています。解約の際のペナルティーです。
このように、投資信託商品によっては、複数種類の手数料が発生するケースがあるため、ぜひ事前に確認しておくのが良いでしょう。他とも比較しながら検討するもの良いですね。
✓ 投資信託とは?投資信託の種類をわかりやすくご紹介 |
● 国・地域
● 投資商品
● 運用方法
まずは、国・地域です。
分かりやすいのは日本。日本国内の投資商品に対して、専門家が投資をおこなっていきます。
日本の投資商品は比較的落ち着いた値動きをみせる傾向にありますが、それでも市場が乱高下する時には、こちらの投資信託商品も同じ動きをします。ただ、何に投資をしているのかによって、全くことなるので、下で説明する投資商品について、知っておく必要があります。
なお、海外は大きく分けて、先進国と新興国があります。
先進国の代表例は、欧州です。米国は先進国なものの、イノベーティブな国ですので、投資対象によっては大きな変動も期待できます。
一方で、新興国はリスクが高いものの、商品を見定め、買うタイミングが適切だと、非常に魅力的な国・地域になる可能性があります。
続いて、投資商品です。
株式はみなさん思い浮かぶと思います。投資信託でも株式への投資も行われています。
その他ですと、債権や不動産(リート)、さらには穀物や原油、金といった商品(コモディティ)への投資も実施されています。
それぞれ多種多様な特徴を持っているのですが、知識のない方が投資をすると一瞬で資金を飛ばす可能性が高いので、まず初めはプロの投資信託にお任せするのも一手かと思います。
3つ目は、運用方法です。
主に2つありまして、『インデックス』と『アクティブ』です。
インデックス型とは、指数のことでして、市場の平均的な動きに連動するよう設計しています。
例えば、日経平均は1つのインデックスで、この日経平均に連動した投資信託の商品もあります。
アクティブ型は、インデックスを上回る成績が出せるよう設計された投資信託です。
ただし、その分リスクがともない、大きな下落相場ではインデックスよりも下落幅が大きくなる傾向にあります。
このように、投資信託といっても種類が豊富にありますので、上の3つの捉え方を軸に、自分にあったスタイルを見つけてゆきましょう。
初心者の方であれば、『インデックス』型を軸に、例えば米国S&P連動の投資信託が無難かと思います。
米国は先進国ですし、かといって日本と違って人口は純増しており、今後も経済成長が見込めるよい国です。その米国のS&Pに連動したインデックス投資信託が良いと思います。
✓ 投資信託をおすすめする最強メリット |
投資信託は、買うタイミングを見誤ることがなければ、とても良いと思います。
先に挙げた通り、手数料は少々お高くつく一方で、投資初心者がまず投資を始める対象としては、投資信託はアリです。
投資信託を通じて、投資に関する知識を身に付け、その後にいよいよ自分で株などの個別投資対象に手を付けるのが良いと思います。
そして、投資信託をおすすめしている最強のメリットは、やはり積立による複利の効果を享受できる、ことにあります。
おすすめは、日本、ではなく米国S&Pインデックス連動型の投資信託がいいと思います。
大きな大暴落といえば、2008年のリーマンショックですね。
でも、NYダウの株価推移をみると、実は2009年3月が一番の底値を付けました。リーマンショックが勃発してから、株価は力弱くさらに下げてゆきました。
この教訓はとても参考になります。
2020年のコロナショックも、1-2月に勃発しましたが、その後の株価推移をみると、今後の参考になるかと思います。
このように、大暴落で投資信託を始める事ができれば、とても良いです。
とはいえ、大暴落はそんなに起きないため、まずは少額から投資信託を始め、ドルコスト平均法といういわゆる、定期的に買い増して単価を下げてゆく方法でも良いと思います。
✓ 投資信託の始め方~証券口座を開設しよう~ |
これまで、投資信託の基本的な知識について共有してきました。
投資信託を始めるためには、証券口座の開設が必要なのですが、口座を作る費用は無料、さらに口座の維持費用も無料なので、とにかく気軽に始められます。
口座の開設には一定期間の時間が必要なため、買いたい時にまだ証券口座を持っていなければ、最適なタイミングで投資信託を始めることができません。ですので、ぜひ今からでも口座開設の手続きを進められることをおすすめします。
僕も投資歴12年になりますが、当初よりSBI証券口座を使ってきました。これまで投資に関して何の不具合も不満も感じたことはありません。まずは最大手のSBI証券口座を開設して投資を始めるのが良いかと思います。今はどの会社のサービスも拮抗しているので、どちらでも良いのですが、長い物には巻かれよ、ですかね。
SBI証券口座開設はこちらより→SBI証券
手軽に投資を始められます。投資ばかりに気が向いて、決して本業がおろそかになることは、ひかえましょうね。。
✓ では、投資信託はいつ始めるのが良い? |
投資信託を早く始める理由として2つあると思います。
今後、あらゆるモノが投資対象になると思います。
今でも、昔にはなかったビットコインに代表される仮想通貨も、投資対象になってきました。昔からある株や債券、金、不動産だけではないのですね。
そして、全ての投資対象には、投資家心理という、非常に複雑な理論があります。
投資初心者の方にはまずかしいお話になりますが、こういった人間が成す業ですので、そこに蠢く感情を捉えて、上手くタイミングよく投資で利益を上げてゆくスキルは、一生モノだと思っています。
また、投資の神様であるウォーレン・バフェットが、スノーボールという表現を言っています。
早くから始めた者にしか味わえない複利の効果で、みるみるスノーボール(雪だるま)という資産は膨れ上がります。
今からでも、初めても全くおそくないでしょう。
ただし、1点注意事項があるとすると、、、
投資は待つことが、大きな仕事のうちの一つ、ということです。
要は、今からすぐに投資信託を始めて、まずは投資の勉強をするのは全く問題ありません。ただし、それはとてもとても少額の資金で始めるべきです。
来るべき市場の大暴落を待つ準備体操みたいなものですね。大暴落がくるまでに、手始めに投資信託をして、扱い方を理解したうえで、来る日に備えておくのがよいでしょう。
✓ 投資信託とは?まとめ! |
投資信託とは?をテーマに、基礎のキソから解説してきました。
【あわせて読んでおきたい記事】
◆ 【株を始める】投資歴12年以上の僕が超々わかりやすく簡単に株式投資の始め方を解説
これまでお伝えしてきたことを再掲するとともに、頭の中が整理されているか、もう一度確かめて頂ければと思います。
バイオ投資家ぷっちょ/吉日