就職活動(就活)の決め手は一歩俯瞰して初めて気づく │ サラリーマン(会社員)から不労所得の構築へ!

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皆さん、こんにちわ。「ぷっちょ@リーマンから不労所得構築まで。」です。
就職活動(就活)生の皆さんがよく陥る間違いとして、就職先(会社)が扱っているモノ・サービスで、好き嫌いを、”決めて”とする、ということです。例えば女性であれば日常生活でなじみの深い化粧品を作っている会社がいい、という”決め手”になるケースが多いです。

 

この選択は、間違ってはいませんが、私からすると、本当にその”決め手”でいいの?と思えてきます。
就職活動(就活)でよくある自己分析で、一歩深堀する、という考え方があります。上の例では、なぜ私は化粧品会社に入りたいんだろう、という視点です。これはこれで、あなたの思考が確固たるものになってゆくので、良いアプローチなのですが、ここでは、逆に一歩俯瞰みる、ということについて言及したいと思います。

 

 

 


【今取扱っているモノやサービスは、あなたには合っていない】


あなたが今学生なら、今の研究対象や学んでいることは、自分で決めましたか?
あなたが今社会人なら、今扱っているモノやサービスは、自分で決めましたか?

 

答えが「目の前にあったから。与えられたから」などであれば、もう一度じっくりと自分を見つめなおしてみましょう。
世の中には、モノやサービスに溢れています。その中でも、今あなたが取り組んでいる対象を、選んでいる格好になっています。あくまで、格好になっている、です。あなたの意志を入れた対象ではない訳ですね。サラリーマンの方は、本当にこういう状況の方が多いです。

 

あなたは、今扱っているモノやサービスに、魂を込められますか?

 

あなたは、今扱っているモノやサービスに、もともと興味があったのですか?

 

あなたは、今扱っているモノやサービスに、誇りを持てますか?

 

あなたは、今扱っているモノやサービスを、愛おしいと思えますか?

 

あなたは、今扱っているモノやサービスを、自信を持って友人に薦められますか?

 

あなたは、今扱っているモノやサービスと、一生付きそうことが、出来ますか?

 

 

上の問いに、一つでもNoであれば、やはり、あなた自身が本心で取り組みたい対象ではない可能性があるので、このタイミングで再考されても良いのでは、と思います。
自分が心から扱いたいモノやサービスに出会った時、本当にとんでもなくテンションが上がるものですよ(笑)。今、必死にテンションを上げて仕事に取り組んでいるのがウソみたいに、自然と体が動く感覚になれると思います。毎朝重い身体をベッドから起き上がらせなくでも良くなります。週末が終わることに対して不安や憂鬱に襲われなくなります。仕事の時間が長い、とは思わなくなります。

 


【私は結果的に30年をかけて、あるコトに辿り着きました】


私はこうやって、最終的にフォーカスするモノに行き着きました。

 

<小学生の頃>
 ・田舎の学校で、今思い返すと愛にあふれていました。学校だけでなく近所づきあいも、です。この人の温かさが、自分にとっても心地よいモノ、と感じていました。
<中学生の頃>
 ・この当時に、あるフックがありました。それは、NHKの特集で、ウイルスと戦う研究者、というテレビ番組です。人々の命を救うモノに対して、感銘を受けました。
<新卒1社目の頃>
 ・当時扱っていた加工食品に全てを注げない、と思いました。中国からの輸入食品だったのですが、その取扱いシェアを上げたところで?という疑問でした。フォーカスするモノは本当に大切、と気づきました。目の前にあるモノではダメだな、と感じました。
<第二新卒2社目の頃>
 ・モノではなくサービスの提供を経験しました。これも違うな、と感じました。何かを生み出す存在になりたいと直感しました。サービスではなくモノがいい、と思いました。
<ベンチャー参画の頃>
 ・やっぱりこれだ、と思いました。モノで正解と思いました。そのモノが中学生の頃に感銘を受けた人々の命を救うモノであることに、モチベーティブになれました。実体験として、マッチしていると思いました。

 

 

私は今、メディカル系ベンチャーに参画する傍ら、他のベンチャーの取締役兼ファウンダー、また別のベンチャーへのコンサルなど、マルチワークをしています。でも、一貫することがあります。それは、本当にフォーカスしたいと思ったモノを扱っていることです。それは、単に偶発的に目の前に現れたモノではなく、これまで色々思考錯誤して、実体験として感じてこれだ!と思えたコトです。想像するに、なんとなく採用試験に受かったから決めた新卒の会社で扱うモノが、本当にフォーカスしたいモノの場合は、ほぼ皆無だと思います。でも、その選択は、間違ってはいないと思います。なぜなら、あなたの内が分かるからです。そのモノやサービスを扱うことで、あなたの感情を知ることができるからです。

 

一つだけ言えることは、一生かけてフォーカスしたいモノやサービスを見つけようと、日々意識し続けることが重要で、これだ!と思ったのなら、行動してみることです。

 

行動を続けると、一生かけてフォーカスしたいモノやサービスのイメージが付いてきます。
そして、ここで一度俯瞰してみるのです。俯瞰というのは、具体の反対で抽象の意味です。例えば、僕の例からすると、”人々の命を救う”という視点です。これを実現するためには、新薬が必要で、それを取り扱っている会社が製薬会社やベンチャー、という理解の仕方です。

 

もしかすると、あなたは一生フォーカスする対象はこれだ!、と決めた対象は、私で言う”新薬”という具体的なモノやサービスに留まっていませんか?製薬会社といえども新薬の開発が難しくなっているので、今後は新薬では戦わず、デジタルヘルス、という分野になるかもしれません。そのような扱うモノやサービスが変化しても、あなたはまだ好き!と言えますか?

 

あなたが仕事をしていて、真の意味でハッピーになれるのは、こういった思考をし続ける他ないと思います。
それは、あなただけでなく、自分の好きなモノやサービスが見つかっている友人も、さらにそのコトやサービスを抽象化させた時に、本当に打ち込めるコトを見つけられた友人も、それまでの思考や行動があったからこその、今かもしれませんし、実はまだ本当のモノやサービス(具体)、さらにはコト(抽象)にありつけていない可能性も十分あります。焦らないでくださいね。思考・行動し続ける方は、いずれ早かれ遅かれ、たどり着けますからね。応援しています。

 






 

 
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