就職活動(就活)の適正では、”人称”に意識する │ サラリーマン(会社員)から不労所得の構築へ!

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皆さん、こんにちわ。「ぷっちょ@リーマンから不労所得構築まで。」です。
ちなみにですが、就職活動(就活)をされている皆さん、仕事をするとき、『人称』について思考されたこと、ありますでしょうか?あなたの適正を考える際には、とても重要なワードですので、まだ考えられていない方は、ぜひ一度立ち止まって思考されてることをオススメします。

 

 

 


【常に、一人称であれ!】


今、就職活動(就活)をされているあなたは、会社をどういう視点で見ていますか。知名度のある有名企業でしょうか。あなたの専門知見の活かせる領域で見ていますか。それとも、人間関係や待遇、働く場所などで決めているでしょうか。

 

一体、あなたの適正とは何でしょうか。
上であげた視点は、”あなた”という視点はあまり盛り込まれていません。たまたまあなたに専門知見があるから、という理由でその領域を目指す。周りがオススメしているから有名企業を目指す。人間関係が良いから、待遇や場所が決めて。実は、これらの思考は、本当の意味であなたの適正を見るための、視点ではないこと、まずはご認識頂ければと思います。

 

そして少し違う話をしますが、何をやるにしても、「一人称」という考えは、とても重要です。
もし、大学のサークルや課外活動、研究などがうまくいかないなぁとか、なんだかモチベーションが上がらないなぁ、と思っている方は、「一人称」という考え方が少し足りていない可能性があります。おそらく、過去にもご経験があるかと思うのですが、自分の好きな対象に対して自分が率先して物事を進めてゆく、という経験は、大小あるとしても、誰しもあるかと思います。
・友達との旅行企画でも良いです
・母とのショッピングを企画して率先するでもいいです
・実家にいる時に兄弟の面倒を積極的に見たでもokです
・新卒で入った会社で右も左も分からないけど思い切って自ら仕事をしたでも良いです
・何か限られた範囲の権限を任され、その範囲で思考・行動しまくったでも良いです

 

必ず、自分が「ノッていた」瞬間があるはずです。それこそが、「一人称」です。あなた自ら主体となって、物事を進める状況です。
良くあるのが、会社で一番下っ端だし、上の言うことを聞いた方が良いのかな、と思って、自分を押し殺して、全て迎合する、という考え方です。これでは、あなたは一人称ですが、実際そこにいるあなたは一人称ではなく、2人称もしくは3人称となり、当事者意識が全くなくなっていることが、頻発します。こうなると、もう袋小路に入ってしまう訳です。この場合は、おかしなことに、上司があなたの一人称となり、当のあなたはそれに従うだけの存在で、そうすると、モチベーションどころの話ではなくなるのです。常に、自分の意志と反する言動を余儀なくされ、目の前のその場しのぎに明け暮れる毎日になります。これでは、生きた心地がしないでしょう。

 

私も思い返せば同じ経験をしています。
新卒で入社した貿易会社では、「目立たない」と決めていたのを覚えています。学生の頃、目立つことが好きで色々チャレンジしたのですが、結果、その当時は自分に積み重なっているモノがない、と思い、会社では自分を押し殺して生きてゆこう、と大学の頃とは真逆のことをやり始めたのです。そうすると、私の内の様相が変化してゆきます。自分が楽しいと思ったことでも、周りをみてどうするかを判断してしまう。上から言われたことは、そうなのかなぁと、自ら考えずに、受け入れてしまう。会社の方針がそうだから、といって自分の人生を会社に捧げてします。もぅ、最悪の日々でした。

 

新卒で入社した貿易会社での2年目、ありがたいことに中国駐在を経験させてもらいました。その時、10歳上の上司からしきりに、「自分で考えろ」という言葉を浴びせられました。本当に些細なことまで全てです。例えば、中国の北京に1年駐在することとなったのですが、
・住む場所もここがいい、と見つけてこい
・パスポート申請など、全て自分でやりくりをしなさい
・一応会社指定のスクールがあるが、自分で考えて、より早く中国語を上達させるための手段を考えて、提案してこい
・北京駐在3か月経過して、一緒に中国語を勉強した同僚に比べてレベルが劣っていた時に「どうリカバリーするの?」と
・2年目から青島駐在が決まっていて、仕事を円滑に進めるため、今何をすべきか、考えている?と
・週末は学校や仕事はない訳で、どう過ごしたらもっと自分が成長できるか真剣に考えている?
・中国への出張者に、何をしてあげれば喜びそうか、思考してる?そのために何を準備している?

 

などなど、挙げればきりがありませんが、全ては、「自分で考えろ」ということを言われ続けました。入社して「目立たない」ということを決め、それは「自分では思考しない」ということを自分に言い聞かせた私は、会社では思考が停止していました。仮にそれが数年であっても、取り戻すのは、結構大変でした。でも、あれから約10年がたちますが、今となればその時の上司が言っていたことは、本当に意味深いな、と思います。自分で思考し、行動する場合でも、どこか他人の意見を気にしていたりする時があります。そうすると、どうも自分のテンションが上がらず、どこか乗ってこないんですね。こういった時は決まって、自分が心で想っていることとは異なることを余儀なくされている、もしくはその想いに忠実に行動できていない、ことが多々あります。

 

お伝えしたい事は、常に「一人称」で思考して、「一人称」で行動しているか、問い続けてほしい、ということです。

 


【何人称の会社が性に合うかを、見極める】


別の観点からお話すると、職種時代の「人称」という考えがあります。
例えば、製薬や食品、素材などのメーカーに勤めている方は、その会社は一人称の事業会社と想定されます。一方、コンサルティングファームやシンクタンクなどは、自らは具体的なモノを生み出さず、あくまで事業会社あったの事業、という意味から一人称ではない、と考えられます。

 

あなたは、どちらが性にあっていますか?
私は、結果的に「一人称」でした。コンサルティングやアドバイザーを経験していますが、やはり、第三者的に関与するのは、力が入らないです。相手に重要なことを伝えてその場でわかってもらっても、最後に行動に移すのは相手なわけで、もしかすると行動には移さない可能性もある。上でも述べましたが、仮に自分が「一人称」で振る舞う時が一番テンションが上がるのであれば、第三者的に関わることは長続きしない、と察しました。第三者の立場だと、その事業に対して「一人称」にはなれない訳です。この感覚も、1社目に事業会社を経験して、2社目にコンサルを経験して初めて、この感覚を得られたので、何事も気になったらチャレンジしてみることが、本当の自分に気づくためには良薬なのですね。皆さんのチャレンジも、良い方向に向かうよう応援しています。

 






 

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