自己分析で”わからなくなる”時は順調な時 │ サラリーマン(会社員)から不労所得の構築へ!

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皆さん、こんにちわ。「ぷっちょ@リーマンから不労所得構築まで。」です。
自己分析をしていて、自分が「わからなくなる」は、誰しもが経験するコトです。安心してください、と言いつつ、このような質問を敢えてしてみます。

・自分の軸がぶれることは、怖いですか?
・昨日まで「これだ!」と確信めいていたことが、たった1日で気が変わることに、苛立ちを覚えますか?
・色んな業界を見てみたい、という好奇心を、わざとなくしてしまおう、と考えていませんか?
・「あなたって、軸が定まってないのね」、と言われることに、どうしよう、と委縮してませんか?
・私だけ、まだ確固たる道が見つかっていない、と嘆いていませんか?

 

ここに挙げたことに該当する方にお伝えします。
今、まだ確固たる道が見つかっていない状況だとしても、まったく問題ないです。言い切れます。大丈夫です。

 

私は、新卒で大手商社に入社し、その後外資系戦略コンサルティングファームに転職しました。キャリア構築という意味では、自分のやりたい職業に就くことが出来て言います。ただ、その中でも、その途中での自己分析では、「自分が何をやりたいのか、わからなくなる」という状況は、頻繁に起こりました。正直、ブレブレでした。でも、結果的に、”わららなくなる”ことは当たり前で、その”わからなくなる”にめげず、先に歩み続けることが、非常に重要になってきます。

 

というのも、誰も100%正確に自己分析は出来ませんし、仮に出来たとしても次の瞬間の自分の自己分析なんて、出来ないものです。なぜなら、あなたもそうですし、あなたを取り巻く環境が変わるので、それによってあなた自身が変わるのも、なんら不思議な事ではありません。重要なのは、今、あなたが自己分析をし続けることです。きっと道は開けてゆきますので、安心してください、ね。

 

 

 


【でも、歩み続けてくださいね】


スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業生に対して贈った有名なスピーチがることご存知でしょうか?
「スティーブ・ジョブス」、「スタンフォード」、「演説」などのキーワードでネット検索頂ければ、スピーチ内容が出てくると思うので、見てみてください。ぜひ、生の声を聴いていただけるとより内に入ってくると思います。私は20代後半に初めてこの動画を見ました。その当時は完全には意味を理解できてはいなかったと思います。そうなんだぁー、と聞き流す程度だったかと。ただ、このスピーチのどこかに共感するものがあったのか、その後、定期的に聞いてゆくこととなります。

 

3つのストーリーで構成されているスピーチなのですが、2つ目のストーリーがまさに、「自分のやりたいことを見つける」ことについて語っています。その中で、「If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle.」というフレーズが出てきます。要は、探し続けてください、と言っています。立ち止まっちゃだめよ、と言っています。

 


【当の私も、蛇行も蛇行を重ねてきました】


こちらの意味が本当に大切なことと分かったのは、まさに社会人生活10年目に突入するか否かの時でした。
それまでは、冒頭に挙げた疑問に対して、全てyesの自分がいました。軸がぶれることが怖いですし、定まらないことに不安を感じていました。ダメかも、と絶望を感じようとしたこともありました。一つの業界・分野・領域に定めようとせねば、と焦っていました。他人からの目も気になっていました、、、自分ってブレブレ、と。とにかく、自分が何をやりたいのか、って全く分かりませんでした。

 

ただ、強弱あるものの、一つだけ続けたことがあります。それは、『立ち止まらなかった』ことです。先ほどのジョブスのスピーチでいうと「Don't settle」の部分になります。
その当時の自分に自信は持てなかったし、正直、将来がどうなっちゃうんだろう、と怖かったです。でも、私はそこであきらめず、何がやりたいのか、中心軸が定まらないまま、でも、動き続けたのです。それも、その当時の気持ちに正直に、、、です。それが、正解でした。

 

具体的に私の場合をお伝えしますね。

12,13歳
 ・大学生の頃は、研究者になりたかったのです。別の記事に書いていますが、ウイルスを戦う研究者というTV番組をみて、感銘を受けて、カッコイイと思ったのです。

 

23,24歳
 ・でも、就活前の頃、1日中ラボに閉じこもって実験をする環境に少し違和感を覚え始めました。メディカル系の分野に従事したいとは思っていたのですが、一生かかっても世に薬を出せず、人々の命を救いたい、という将来のイメージに辿り着けないリスクもある、と思いとどまった訳です。
 ・そして、就活中にラボの先輩で貿易会社でご活躍する姿をカッコイイと思ったのです。仕事内容はいまいちわかりませんでしたが、「グローバル」、「大きなインパクト」、「スピード感」みたいなワードに心が惹かれました。

 

25,26歳
 ・入社後は、その会社の同期は気の合う仲間で、毎日夜な夜な飲み明かす、ことが楽しい、と思い、そればかりに徹していました。仕事そっちのけです、正直(笑)。
 ・2年目に入る前、中国への駐在を言い渡されたのが、赴任3週間前のこと。新しい環境に物珍しさに、テンションが上がったことを覚えています。もはや、軸探しを本当にやっているのか、というレベルですね(笑)。でも、その時々で「やってみたい!」という気持ちを実行することは、ブレてはいなかったと思います。

 

27,28歳
 ・中国では、語学を勉強するとともに、週末や長期のお休みには全土を周遊する旅をしていました。中国文化を知る、という名目で、好奇心のまま突き進みました。中国に対して色んな感情のinputがなされましたし、後々この経験が私を形作ったのも、また事実です。

 

28,29歳
 ・帰国後は、毎日のルーティーンに、とても苛立ちを覚え始めます。20代してきたことと同じことを、30代もやるのか、という不満を垂らしていました。業界も食品でよいのか、、、と。これまで楽しそう楽しそう!とその場を生きていたのが、いつしか疑問を持つようになったのです。
 ・どの業界にフォーカスすればよいのか、分からなかった。でも、ビジネスの抽象化したスキルを身に着けることは、将来きっとプラスに働くだろう、という魂胆で、コンサルティングファームに転職しました。抽象化スキルとは、ロジカルシンキングや経営戦略思考、マネジメントなどです。将来本当にやりたいことが見つかっても、絶対に活きる、と思った訳です。そんなことを言っているくらいなので、まだ軸は定まってなかったのですね(笑)

 

29-33歳
 ・ひたすら働きました。週2-3日の徹夜もありました。上司からけちょんけちょんにされました。ストレスで失神まで経験しました。でも、ファイティングポーズをとってました。必ず、将来花開く時期が来る、とどこかで信じていたんですね。この時期は、本当に苦しみました。
 ・と同時に、自分の軸を定める良い機会となりました。仕事のパフォーマンスの良しあしは、自分が好きか否か、に大きく依存することを、確信しました。
 ・コンサルティングファームは、業界や機能を横断したプロジェクトを経験できます。例えば、製薬や食品、トイレタリー業界など参画する会社は様々で、その中でも、コスト削減や売上げupのPL系の課題もあれば経営戦略を思考することもあります。人事や総務関連のプロジェクトもあります。要は、本当に色んな角度で物事を見られるようになりましたし、見た結果、自分がどう感じるかを身をもって経験できた訳です。

 

32,33歳
 ・私の場合は、この時期にようやく軸が定まり始めました。何をしている時に、自分が一番good feelingを感じているのか、分かるようになりました。逆に、やりたくないことに対しては猛烈に反発するようになりました。体が受け付けない訳です。興味のない業界の仕事をすることに、耐えられなくなっていったのです。
 ・年齢も年齢ですし、恐らくこのままやりたいことにフォーカスしないと、その業界で融通が利かない人材になるのを恐れていたのだとも思います。始めは、好きで色んな業界を見れる、という理由で転職したにも関わらずです。

 

33,34歳
 ・この頃、コンサルを続けつつ、週末にメディカル系ベンチャーのお手伝いをしていました。1か月間休みをとって、大学の研究室にインターンとして在籍させてもらったこともあります。ベンチャーキャピタルにも1か月お邪魔しました。要は、34歳までかかった、自分のやりたいことはこれかな?、が本当に合っているのか、身をもって体験したかったのです。
 ・実際、心地よかったですね。好きな生物に関われることは気持ちよかったですね。しかも、ビジネス経験もあるので、他との差別化もできて、なんだかハッピーに感じました。この行動に不随する感情をもって、今はこれだ!と確信めいたものに変わりました。
 ・この時34歳、ようやくです。「Don't settle」の通り、まったく先は見えませんでしたが、立ち止まらなくて、良かったです。もし貿易会社勤務時代の好待遇に甘えて探し続けることを辞めていたら、と思うと、ゾッとします。

 

 

上の例は、私のケースですので、こちらをご覧いただいているあなたのキャリアとは異なるので、どこまでご参考いただけるかわかりませんが、当の私も大学院卒業後ほぼ10年間はブレブレだった、という事実をお伝えしたかったのです。なので、なので、なので、『探し続ける』ことさえ続けていれば、問題ないですよ、ということを分かっていただきたかったのです。一緒に、わくわくする生き方を実現してゆきましょう!

 






 

 
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