自己分析では向いている仕事は分からない │ サラリーマン(会社員)から不労所得の構築へ!

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皆さん、こんにちわ。「ぷっちょ@リーマンから不労所得構築まで。」です。
こちらの記事では、あなたが自己分析を行うにあたり、自己分析の段階で「向いている仕事」を探し切ろう、と思っていること自体がナンセンスである、ということについて語ってみたいと思います。

 

これまでの記事では、自分の土台を築くため、様々な視点でのアプローチをお話ししてきました。
【自己分析】『できない』を『できる』に変える! ~普段から、心の奥底のpassionを気に掛ける~では、根っこの部分との向き合い方を、
【自己分析】つらさの原因はココにあった!【目から鱗】 ~過去・現在・未来を活用して、出来事と感情の起伏との関連を整理する~では、時間軸で感情を整理する事を、
【自己分析】が難しいと感じているのは、完全なる甘え ~「意識する」、「行動する」を継続させる~では、意識と行動の継続が重要である事を、
【自己分析】友達≒応援者を創れば怖いモノなし!【成功者が語る】 ~人に語っている時、楽しんでいるかを確認する~では、敢えて他人に求める事を、
【自己分析】は”わからなくなる”モノ!それは順調な証【成功者が語る】 ~フォーカスする対象が変化するのは、なんら問題ない~では、軸がブレることは必然という事を、
【自己分析】就活・転職成功者が、あなたの”わからない”に答える! ~そこに、他人の評価が入るのを、遮る~では、最後は自分で決断する重要性を、
【自己分析】始め方は”あなたの経験談”にある【成功者が語る】 ~短期間で、軸が見つかると思おうとしない~では、焦っているあなたに焦るひつようせいがないことを、語ってきました。

 

ここでは、少し『離れる』重要性についてお伝えしつつ、あなたの「向いている仕事」を見つける具体的なアプローチをシェアしたいと思います。

 

 

 


【卒業する、という思考】


『離れる』というと、少しリスクがある、とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。感覚的には、離れる、というより『卒業する』という言い方の方が、しっくりくるかもしれません。
○○学部卒業、△△大学院卒業、と同じく、●●株式会社卒業、という感覚です。要は、ある一定期間に専門分野を学び、次の分野に挑戦する、というイメージです。次の分野でなくても、同じ分野でより高度なスキルを身に付ける、という道もあるでしょう。企業においては、同じ会社内で色々な部署や役割があるでしょうから、その会社の▲▲部署を卒業する、でもよいかもしれません。

 

後々の記事でもお伝えしますが、社会の中で圧倒的にパフォームするためには、複数の専門領域を持った方が良いと考えています。例えば私の場合は、大学院での専門である生物学が土台になります。その上で、貿易会社やコンサルティングファームで身に付けたビジネス推進力やマネジメント能力が、第2の軸となっています。そこに、語学(英語・中国語)を組み入れると、それら3つの円の重なるポジションにいる人材は、少なくとも日本にはほぼほぼいなくなります。圧倒的にオリジナルな立場に自分を押し上げることに成功しています。さらには、その3つの軸が、心の奥底のpassionに共鳴する領域ですし、過去・現在・未来を考えた際にGoodFeelingでいられる領域です。そこには他人の評価は一切入らず、自分でこれだ!と決めた自負もあります。

 

この独自のポジションを築けたのは、間違いなく『卒業する』という感覚があります。
大学を卒業する、ならまだしっくりきますよね。大学院修了も、okそうですね。今あなたが在籍している会社を卒業する、はいかがですか?例えば大学院では、最後には修士論文を書いて教授陣に「合格!」と言ってもらう必要がありますね。決められたある一定の基準に達した際に、卒業、となります。会社でも同じことを、自分で決めて良いのです。どういったケイパビリティを身に付けるかについては、押しなべていえる確固たる基準はありあせん。ただ、一つ言えることは、今、属している会社や機関などにおいて、自分の成長曲線の鈍化を感じた時、卒業を判断しても良いと思います。目安は1社あたり4-5年なのかな、とは思います。勿論、従業員の成長にフォーカスして様々な経験をさせてくれる会社もありますので、一概には言えませんが。。。

 


【手放し、『好き』を醸成する】


そして『卒業する』でもっと大切なことは、『好き』を醸成させることです。
私は現在就いているメディカル領域にフォーカスできたのは、大学院卒業後、約10年間、何がやりたいのかを探し続けた結果だと思います。結局、大学院で先行していた生命科学領域に戻ってきたのですが、それこそ『離れる』や『卒業する』を実現して、醸成した『好き』な領域でした。大学院卒業後、研究から離れている、という一つの大きな決断をしましたし、5年で貿易会社を卒業する、も実現しました。4年のコンサルティングファームもまさに卒業でした。それぞれにおいて、まだまだ伸びしろはありましたが、それぞれ違う分野の力が付きましたし、その過程で、メディカルに対する想いが、心の底から沸々と沸いてきたのを思えています。自分の体って正直なんだなぁ、って。

 

実は、iPhoneを創ったスティーブ・ジョブスもこんなことを言っていました。
「But something slowly began to dawn on me. I still loved what I did.」
これは2005年にスティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式で語ったスピーチの一部です。彼が30になった時、自身が創ったAPPLE社を追い出され、悩んだ挙句に出てきた言葉です。過去にやってきた自分の仕事が、まだ『好き』、ということが、辞めて初めて認識できたんですね。

 

無理に、その場から離れてみなくてもいいと思います。その時が来た、と自分で思えたタイミングで思い切って『卒業』してみましょう。あれこれ時間を使って色々考えて、最後に自分でえいやと決断すれば、後悔はしません。良い卒業が出来るよう、今を必死に楽しんでみてください。応援していますね。

 






 

 
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