自己分析は『つらい』と勘違い │ サラリーマン(会社員)から不労所得の構築へ!

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 

 

皆さん、こんにちわ。「ぷっちょ@リーマンから不労所得構築まで。」です。
今回の記事は、自己分析をするのがつらい、、、とお悩みの就活生や転職を考えられている方々に、その自己分析のコツをシェアしたいと思います。そこでは、まず自分がどういう人間で、何に対して好きという感情を持つことが出来るのか、などを明確にする必要があります。

 

ここで重要なポイントは、これまで、なんとなく楽しい!とか、嬉しい!、苦しい!、悲しい!、いら立つ!などの感情の起伏です。これらの感情の起伏が、あなたの身体の中で起こっていたと思います。これらを、その時起こっていた出来事と関連性を持たせて、どういう事象が自分をどんな気持ちにさせていたのか、自分と向き合って考えを巡らせたことありますでしょうか?この自分の気持ちとの向き合い方が、自己分析のつらさを開放させる、一番の近道です。

 

 

 


【自己分析は、生涯かけて継続させる】


おそらく、就職活動をしている学生は、エントリーシートや面接対策の一環として日々自分を見つめる機会を持つようにしていると思います。また、転職を考えている社会人の方も、改めて見つめ直す、ということを行っていると思います。重要なことは、就活や転職の前だけ、こういった自分を振り返る時間を持つことは、とってもとってもモッタイナイこと、ということです。

 

私も勿論、大学院1年目の時に始めた就活で初めて、自分って何をしたいんだっけ?とか、どういう状況の時に楽しい!と思えてたっけ?など、過去を回想して、出来事と気持ちの関連性を整理しました。新卒では、研究職ではなく文系職に就いた後は、あまり意識的には、自分の中から出てくる感情や気持ちと向き合う、ことはできていなかったかもしれません。何か心がざわついてるなぁ~、と感じては捨て去ることも多々ありました。
でも、間違いなく言えることは、その都度、起こった事と、それに対する自分の感情や気持ちに、トコトン向き合っていった方が良い、ということです。あなたが今、20代であろうと、30代であろうと、40代であろうと、今からでも全く問題ないです。向き合い続けてゆきましょう。

 


【社会人10年目で感じたこと】


仕事においては、私の場合、こんな傾向にあることが分かってきています。
○ 大企業で歯車の1つになり、自分の貴重な労力の浪費は、もうコリゴリ。自分のために働きたい
○ 会社のための仕事という感覚は、とってもストレスフル。誰のために仕事をするかはとっても大切な感覚
○ こじんまりとした会社を、大きく育てていく方が、チャレンジングで心地が良い
○ その中では、自分のオリジナルなアイディアや知見がフルに会社の成長に影響を与える環境にある
○ 身を置く業界は、自分のpassionに沿わないと、中長期的なテンションは上がらない
○ 大企業のような上が限定される状況は窮屈。例えば、マネージャーなどの役職、給与などの待遇など
○ 互いにけなし会う職場は、不快。素直に、吸収しあう戦友と一緒に働きたい
○ 自分の成長を実現できる環境にいることが幸せ
○ 研究室や会社のオフィスに監禁状態は息苦しい。場所を選ばず、のびのびと仕事をしたい
○ 定時の始業就業は、どこか楽しくない。やりたい時に、集中できる環境を創りたい
○ 好きなコトにのみフォーカスした生き方をしたい など

 

これらは、大学院卒業後の約10年間をかけて、醸成されてきた感覚です。
もう大分、自分のことが分かってきました。何をしている時が楽しいのか、その環境はどうなのか、一緒に居る人はどのような感覚の持ち主がいいのか、どこで仕事をするのか、時間帯はいつなのか、どういう心持で仕事に臨む時がテンション高くなるのか、自分は本当のところ会社に何を求めているのか、5年後10年後に何が実現できていたらハッピーなのか、今のベクトルは感覚的に合っていそうか、などです。常々自問自答を繰り返してくると、一番身近でありつつも一番理解に苦しむ自分のことが、本当によくわかってきます。こうなれば、しめたものです。

 


【過去・現在・将来の、その瞬間を、大切にしましょう】


大学生の場合、自分から能動的に自分を感じて、自分のことを考えてゆきたいですね。意図もせずに、教授や教師の言いなりになり、学生生活が終わってしまう、ことは避けたいですね。勿論、自分はまだまだ足りないことが多いから、今は、意識して先生から全てを吸収しよう!、という心持なら全然okです。自分の感情や気持ちを考えつくした結果、先人である教授に迎合して、全てを盗んでゆこう、であればいいですね。それか、先生が何を言おうと、自分の気持ちや考えを尊重して、トコトンぶつかってゆく、というやり方でもいいと思います。

 

もう一度言います、ただ単に流されるだけの場合、一向に本当の自分を見つけ出すことは、むずかしいと思います。
その瞬間を感じましょう、考えましょう、今をどうするか自分で決めましょう。こうすることで、ようやく、今目の前で起こっている出来事に対する、主観を入れられるようになり、その時受け取った、感じた気持ちに気づきます。びっくりするくらいに目まぐるしく感情は変化するので、客観的に見ていて面白いですよ(笑)。例えば、良くない感情を持ったとすると、この負の感情は、どうなったら消え去るんだろう、と頭の中で色んなケースを想像・妄想して気持ちを落ち着けてゆきます。結果、間違っててもよいのでその場で自分が一番しっくりとくる解決策がぼんやり頭の中でイメージできると、意外と鎮静してくるものです。

 

ここまでくると、既にあなたは過去の出来事と、その時に抱いた感情の紐づけもできるようになっているはずです。過去を整理しつつ、現在も分かるようになった、という流れもアリだと思います。
今でこそ、色々なことが分かってきましたが、私が大学生の時は、勿論何もわかっていませんでしたし、むしろ、流される学生でした。ので、あまり人さまのことに対して、とやかく言える立場ではないのですが、流されてたらダメだな、というのは明確に分かりました。過去を振り返り、自分が成長できた場面は必ず、能動的であり、チャレンジングな姿がそこにありました。成長する、ということについては、また別の記事にでもまとめてゆきますね。

 


【実際は、目の前に起きた出来事を、”自分”が解釈を付与している】


少し横道にそれてしまいますが、出来事と感情の整理メソッドは、全ての分野領域に属する方に、適応可能です。
例えば、主婦の方、自営業をされている方、株式投資をしている方、今どん底の方、頑張っても成果が出ない方、過去の方が楽しかったと思っている方、将来に不安を抱いている方、今の人生を楽しめていない方など、どのタイミングにいる方であろうと、どの場所にいる方であろうと、何をしている方であろうと、出来事と感情の関連を考えることで、良い方向に進めると思います。もっと言うと、良い方向に進めるイメージを持つことが重要で、それはこれまでの経験から、自分が「これは良い方向である」と分かっていないといけない訳で、過去・現在・将来に意識を持って行ったときに自分が『どう感じるか』、を探索し続ける必要があります。

 

もう少し深い話をすると、出来事と感情は並列で比べられるものではなくて、全ては感情、ということです。一回だけ読んで理解できないかもしれませんが、続けると、、、同じ出来事が起こっても、楽しい!と思う人と、なあんだぁ~退屈!と思う人など、色んな解釈をする人がいることは、想像できますか?学校の試験に落ちた、転職試験がうまくいかなかった時に、悔しい!と思う人もいれば、出来ない箇所を知ることが出来てハッピーな感情になる人もいれば、人それぞれです。

 

要は、目の前で起こっている出来事には、全く意味がないことに気づきます。そうなのです、意味は、ないのです。ただ、間違いなく言えることは、その目の前で起こった出来事に対して、自分が『解釈』を後から付け加えているのです。これ、本当に重要です!感覚的でも大丈夫ですので、分かって頂きたいです。自分が、その出来事に対して、どう感じた、どう考えたか、が全てなのです。そうすると、、、今のレベルの自分が、イヤと思うことが起こっても、実はラッキーと思えることが、可能なのです。全ての出来事に対して、良い方向での意味づけは、可能です。自分が良い意味づけをしたいか、したくないか、良い意味づけのやり方を知っているか否かが大きな分かれ目になります。それが、今後の人生にも大きな影響を及ぼします。自分だけでなく、周りの人に対しても。。。

 

少し哲学的な話になってしまいましたが、要は、自分の感情と気持ちくらいは、分かるように普段から心がけてゆきましょうね、というご提案です。
そのためには、現在の気持ちや感情を感じ取り整理する必要がありますし、過去の沢山の出来事と紐づいたモノを整理するのは、とてもとても有意義なこと、ということです。将来へも想いを馳せてみて自分の気持ちを確かめてみてくださいね。

 

 

【とはいえ、堅苦しいこと抜きにして、常にGoodFeelingを意識し続ける】
無理に良い方向に考えてね、ということではなく、その時々によって、やっぱりあまり良く考えられない、であればそれはそれでokだと思います。これまでのご経験から、自分がそう判断したのであれば、そちらを尊重してあげましょう。その中で、こういうことがしたいな、これは私好き!、こんな環境で仕事出来たらわくわくするなぁ、仕事だけでなく趣味も充実させてバランスを図るほうが心地よいなど、実際の仕事まわりの良いイメージを膨らませてゆきましょう。その良いイメージが出来さえすれば、結構な確率でそれは実現しちゃうと思います。勿論、一過性のイメージではなく、それを意識し続けることが重要ですが。

 






 

 
トップへ戻る