理系卒は、就職活動(就活)概念から飛び出そう! │ サラリーマン(会社員)から不労所得の構築へ!

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皆さん、こんにちわ。「ぷっちょ@リーマンから不労所得構築まで。」です。
就職活動(就活)をされている皆さんだからこそ、敢えていいますが、
理系卒の方って、もっともっと活躍の「場」があるのだと思っています。
だけど、その「場」にいない方が、沢山います。もったいないと、常々感じています。

 

大学受験では、同じ学部や学科を志す、理系の方々と競って入学します。
大学院でも同様ですね。私は生物専攻だったので、生物系の中での競争でした。
研究職に就かれた方は、研究所内で、評価を競い合っているのだと思います。

 

例えば理系卒のあなたが社会人になってから、これまでに
・文学部の方と競った方はいらっしゃいますか?
・経済学部の方と、ビジネスを張り合ったこと、ありますか?
・法学部の方と、真剣勝負したこと、ありますか?

 

もしあなたの答えがNoでしたら、一度チャレンジしてみて下さい。
勝ち負けではないですが、必ずといっていいほど優位に進められると思います。
ですので、今就職活動(就活)を理系職だけを見て進められているのであれば、
一度立ち止まって、もっとすそ野を広げても良いかもしれません。

 

理系の中で戦うと、本当に優秀な人しか生き残れません。
ただ一方で、文系と戦うのであれば、あなたの理系としての専門性は際立ちます。

 

少しおかしな話ですが、
逆に、文系卒の方も、理系の事を勉強しようとはしないのです。
私は生物系のフィールドにいますが、文系卒で、この分野に深く入り込んでいる方はほぼいません。
いても、サイエンスの理解で負けることはほぼないです。

 

ちなみに断っておきますが、、
私は大学院の入試では、合格ラインすれすれで滑り込みました。
あまり大学では勉強をした記憶がなく、テスト前に一夜漬けで対応してきました。
決して、生物系の学生の中で優秀だったとはいいがたい状況でした。

 

でも、文系卒から比べると、とんでもなく高いところにいたのですね。
とんでもなく高いところ、といっても、3年間くらい真剣に学習すればすぐ追いつけるところですが。。
ですので、理系の大学を卒業して、
在学中に、少しでも勉強をした人は、それだけで圧倒的に優位な位置にいることになります。

 

 


【理系卒の、現状】


おそらく、理系の人に囲まれ就職活動(就活)をしていたり、
理系卒の中で仕事をしていたら、まったくそのことに気づかないと思います。
周り見渡すと、自分より知識経験が多い人がいるし、どうしよう、となっていると思います。
少し、外にでれば、あなたは逸材になれる可能性が、大いにあるにも関わらず、
研究所や、理系卒の集団から、外に出ようとする人が、あまり多くはないのが現状です。

 

ふと米国を見ると、Ph.DとMBAを取得して、会社経営をしている人材は沢山います。
彼らは、理系卒で博士号を取得してから、どこかのタイミングで文系職も経験し、
それらを兼ね備えた人材になってゆくのです。

 

こういった、サイエンスも理解でき、経営も理解できる人材が、
いよいよ、実地の場で経験を積み上げ、例えば名もないベンチャー企業を大企業へと
押し上げる原動力になっているのです。

 

日本では、この傾向は、まだまだ少ないのが、現状です。
大企業の業績がわるく、リストラなどで外に排出しつつあるので、
人材が循環して、こういうった経験を積む方も増えてゆくかもしれませんが、今はそうではありません。

 

あなたが、本当に研究や開発が好きで、今後もずっと携わりたい、という人であれば、
敢えて外の世界に踏み出すことは、あまりオススメしないかもしれません。
ただ、多くの方は、高校でなんとなく理系と決めて、大学でもその延長線上であったため、
就職活動や転職の際も、とりあえず理系職か、と選択している人が大多数だと思います。

 


【長い人生、数年くらいは外の空気を吸いましょう】


それが、あなたの本心ですか?
それで、今後20年30年、生ききれる自信はありますか?
その環境、しんどくないですか?つらくないですか?満足していますか?

 

一歩、理系の専門知見だけでない何かを、数年かけて勉強、実践することで、
あなたは、異次元の世界に飛び込むことができます。
それは、あなた自身が感じることが出来ますし、市場もあなたを一目置く存在と認めてくれるでしょう。

 

そのチャンスを、理系卒の人は持っていると思っています。
それを生かすか、殺すかは、あなた次第ですし、この記事を読んで下さっているということは、
少しはそのチャンスへのチャレンジに迷っている方かと思います。

 

もう一度、お伝えします。
もし、今の理系卒の集団の中で生きる、という環境に、少しでも違和感を感じているのであれば、
思い切って、『飛び出して』みてください。

 

今の、日本の大企業のぬるま湯につかっていると、8割9割の方が、
グローバルで見た時に、まったく市場価値を生まない人材になっていると思います。

 

お隣の大国が、今や母国語は当然ながら、日本語、英語とバイリンガルやトリリンガルで
ご活躍されている方が、ますます多くなります。そのうち、純日本人の数を超えると思います。
それでも、理系に閉じた、また日本に閉じた世界で、生きたいと思いますか?
日本に閉じた、というのは海外という意味ではなく、
日本の中でも日本人のコミュニティで生きる、ということで、その選択を本当にしますか?

 

2020年までは、いいかもしれません。
ただ、あなたが読んでいる年代は、20年を超えていると思うので、
現実味を帯びながら、今後の将来のこと、生き方について、考えられていると思います。

 

グローバル、語学、という観点で述べましたが、
それでも、理系+グローバル(語学)という軸を入れるだけでも、全く世界は変わると思います。

 

語学は好き嫌いがあるので、別にいいとして、
今、せっかく身に付けている理系知見に、もう一つ、軸を加えてみてください。
そうすると、ぐっと市場価値が高まります。
そして、いい気分になります。いい気分で仕事出来ます。

 


【天職は、今の積み重ねの先でもある】


少し、これまでお伝えしていることと、逆説的なことを言いますが、
実は、土台や軸を見つけれない、と悩まれている方は、市場価値、という考え方から、
自分を高めてゆく、希少性を増すキャリアを歩むと、それが土台、軸になるケースがあります。

 

子供の頃、親や先生から褒められると、
調子に乗って、それをやり続けて、気が付くと周りより出来ていた、
ということも、経験されたことがある方も多いと思います。

 

動機はなんでもいいです。自分の内から発するものでなくても、良いです。
他人から評価されて、嬉しいと思い、それを継続して、突き抜けると、
もう既に、あなたはその突き抜けた専門が、天職かも、と思うかもしれません。

 

いいと思います。

 

伊藤忠の元社長を務めあげた丹羽さんが、いくつか本を出版しています。
そこには、「目の前の仕事を、一生懸命にしなさい。そうすれば道は開ける」
というような、ことを書かれていたと記憶しています。
こちら、私は大学院で研究していた時に読んで、至極感銘を受けたのを覚えています。

 

その当時は、実は研究職に就くのか、一層の事文系職に就くのか、
迷いに迷っていた時期でした。
結果として、文系職に就いたのですが、
一つ決めていたのは、一生懸命に仕事する、ということでした。

 

先々、どんな職業に就いているかは、予想できませんでしたが、
目の前の事に注力することで、道は開けるのかな、とその本に感化されました。
結果的に、1社目の仕事ではなく、2社目の仕事でもなく、
3社目以降の仕事でしたが、はっきり分かったのは、、、
目の前の事に一生懸命にやると、間違いなく、天職に近づく、ということです。

 

今私は、メディカル系ベンチャーに複数参画をして、
ファウンダーや取締役、コンサルティングなど幅広く動いていますが、
ここまで来るには、
1社目の実ビジネスを推進させる力を身に付けないといけませんでしたし、
2社目の考える力を、高めきる、という経験をしないといけませんでした。

 

その場その場で、一生懸命にやっていると、
実は、後々その時の体験が、一つの軸となって表れ、
結果的に、あなたを別次元に押し上げることになるでしょう。

 

もう一度言います。
もし、今の理系卒の集団の中で生きる、という環境に、少しでも違和感を感じているのであれば、
思い切って、『飛び出して』みてください。

 

上司がいっているから、会社の方針だからと言って、
他人の人生を生きている暇は、あなたには、もうないはずです。

 

人生を終える時に、本当に満足していないといけませんし、
そう考えた時、今、本当に心地よい仕事環境に、身を置いていますか?
置いている!と自信を持って、言えますか?
あなたのご両親に、自信を持って言えますか?
あなたの代々のご先祖様に、面と向かって、今の仕事に誇りを持てますか?

 

これからは、多能力を発揮できる人材が生き残れます。
勿論、ごく一部の方は、一つの専門を突き詰めることで、道は開けます。
でも、それは本当に限られた方なので、
みなさん全員が、そういった生き方が出来るか、といえばそうではありません。
みなさんも、一つの専門を突き詰めたい、とホンキで想っている方は、
そんなにいないはずです。

 

でも、否応なしに、今の環境に、すがる、という方が多いと思っています。

 


【強い日本を創造しましょう】


もっと、日本を強くするために、
もっと、創造的な日本をつくりあげるために、
もっと、グローバルに打ち勝てる人材を輩出するために、

 

これまでとは、まったく別次元で、チャレンジしてみませんか?
今、あなたが習得されている理系知見が、本当に社会に活きてきますから。
そのあなたの知見を、心待ちにしている社会がありますから。
心待ちにしている、消費者、患者がいますから。

 

是非、自信を持って、えいや!!と、飛び出してみてください。
後々、今の状況で後悔しそうであれば、尚更です。応援しています。

 






 

 
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