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日経平均が1050円大暴落した日

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

 

 

今日は日経平均が1050円も大暴落した

株式投資歴12年以上なので、この大暴落には全く影響がなかったものの、歴史的な暴落で、少し考え深く思っています。

 

株式投資を始めた当時からすると、投資に対するリテラシーがすこぶる上がり、こういった暴落に巻き添えを食らわず、次の相場を虎視眈々と狙っている。

 

今日起こった大暴落の原因を綴り、次の大暴落に備えるための記事を書きたいと思います。

 

✓ 今日一日で日経平均が1050円も大暴落した!

一日で日経平均が1050円も大暴落しました。株の恐ろしくもあり面白い局面に来ました

 

こんな記事を見つけました。

 

///こちらの記事より引用///

かの有名な、投資の神様であるウォーレン・バフェットが、この暴落の最中に、株を買いました、という記事です。

(実際には本日の日経平均大暴落の幾ばくか前に、バフェットが買いましたことを綴った記事です)
 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは先週、米デルタ航空株を買い増した。
 2日の届け出によれば、バークシャーは97万6000株余りを約4530万ドル(約49億円、1株当たり平均46.40ドル)で取得。新型コロナウイルスを巡る懸念で株式相場が急落した先週は、デルタ株も約20%下落していた。
 バークシャーのバフェット会長兼最高経営責任者(CEO)は、米経済の長期的な健全性に賭けることをモットーとしており、下落局面での株買いで有名。届け出によれば、バークシャーのデルタ株保有は2月27日の購入で約7190万株に膨らんだ。

 

バフェットは、短期ではなく中長期視点での投資が得意とする投資家です。

 

今回の株価大暴落は、一時的なもので、将来的に成長する企業の株価は、必ず回復する、という信念からの買い増しです。

 

バフェットがよく言っている言葉の中で、個人的にとても好きな言葉があります。
それは、『バーゲンセール』

 

この意味は、とてもとても深いと思っています。

その深いもっとも注目すべきことは、バーゲンセールにまで株価が下がるまで待つ、という株式投資最大の仕事を、暗に言っていることだと思います。

 

兎にも角にも、今日は日経平均の大暴落の日です。
今後の株価の推移は、予想しても意味がありませんし、予想するつもりも到底ありません。その場の買いたい!売りたい!の需給バランスを見て、判断するしかありません。

 

でも、今は待つことが、とても大切です。

株価は一気にリバウンドすることはありません。底を付けてから、底値圏でもみ合い、それでも安いと市場が判断すれば上昇に転じます。

 

買いスタンスの方は、この底値圏をじっくりと、数日でもなく、数週間でもなく、数か月の期間を使って見定めるべきだと思っています。詳細は、次項以降にゆだねたいと思います。

 

✓ 僕は無傷。でも、空売りのタイミングが良くなく、トントン

日経平均大暴落の日でも、僕は無傷。その理由は、ポジションを持たない、が利益の源泉だから。

 

以前、株式投資を始めた当初、ある1つの銘柄だけで2,000万円の損失を出しました。記事にも書きましたので、まだご覧頂いていない方は、ぜひこの際に確認してみてくだい。

 

ここで学んだことは、ポジションは極力持たない、ということです。

中長期視点であれ、短期デイトレードであれ、この考え方は、通じます。

 

株式投資は、日本であれば、9時から市場がopenとなり、15時にcloseします。それ以外は、基本的には自由に売買することがむずかしいのです。

 

その間、米国での重大イベントや、不慮の悪影響が起こる可能性も十分にあります。
仮に数日間の日を跨いだスイングトレードをしている場合、このコントロールが不可能な時間帯を持つリスクは計り知れないものだと、知っています。

 

上の失敗談の例では、単なる高掴みなのですが、それでも、高値圏からの不慮の下げ圧力は、やはり気を付けないといけません。

 

これらの経験から、普段は株のポジションは最低限に抑えています。むしろ、今はほぼデイトレードに徹しており、基本的にアンコントローラブルな事象は避けるようにしています。

 

で、今回は、市場が下げると分かりつつ、その下げ幅を空売りで上手く取れなかったことが、今後の伸びしろと考えています。

もったいなかった。本当に。と思うのは、過去の自分で、なぜこの局面で取れなかったのかを、自分なりの仮設を立てることが、とても重要だと、今では分かるようになりました。

 

【日経平均大暴落の日、空売りが上手く機能しなかった理由】
・ 大きなトレンドをベースに売買できなかった
・ 個別銘柄の材料とマクロ視点での需給バランスをミックスした思考が不十分だった
・ 自分を信じる力が不足していた

 

こちらの詳しい意図については、今回は詳細は説明省略しますが、適宜バイオ投資家ぷっちょのyoutubeチャンネルで語ってゆきたいと思いますので、ぜひチャンネルご登録を頂ければと思います。

↓バイオ投資家ぷっちょのyoutubeチャンネルご登録はこちらより!

 

✓ 大暴落の本当の理由。

原因は原油価格にありました。

 

こんな記事がでていました。

● いつもは買い支えしているOPECが弱気になったこと
● 石油消費国である中国のエネルギー関連株が大幅げらくしたこと
などが相まって、日経平均もつられて大暴落になりました。

 

今回の世界市況の大暴落の発端は、コロナウイルスによるウイルスショックがありました。

 

詳細は、上の記事・動画にお任せするとして、
今日の大暴落は、全く性質の異なる大暴落であった、ということは強く強く念頭に置くべきだと思います。

 

全く性質が異なる、と言いつつも、
・発端はウイルスショックであり、
・震源地である中国の経済活動に大打撃を与えているのは事実であり、
・その結果として、世界の生産国である中国のエネルギー需要が弱まっている
という事実があるのです。

 

中には2018年のリーマンショック以上のインパクトがある、といっている専門家がいます。
ただ、注意が必要なのは、株の需給バランスを冷静に見て、適切に株価変動に対処することです。

 

✓ テクニカル分析から、日経平均大暴落を観察する

 

先にお伝えできるのは、株式相場は、みんながその方向に行ってほしくない痛い方向に進むように設計されている、ということです。

少し前の記事ですが、既に株式投資の相場においてAIが台頭してきています。

 

実はこの動きは、2017年よりも前にありました。
名だたる外資系投資銀行のトレーダーがリストラされていったのです。すべてはAIによって投資業務がなされるためです。ウォール街を襲うAIリストラの嵐、として一時期有名になりました。

 

少し話はそれましたが、AI台頭により、AIが人間投資家が一番嫌がることを、しにかかっている、という解釈がとてもリーズナブルです。

AIは、これまでの人間投資家心理を十分に理解しています。どこまでなら損失を耐えられる、けどどの範囲を超えると決まって損切をしてくれる、などといった、過去の膨大なデータを基に、人間投資家を焼きにかかっています。

 

ですので、これからお話するこれまでの常識であったテクニカル分析が通用しない、可能性も十分にできてきました。

 

【週足MACD】

・ 週足レベルでは、MACDはこれからまだまだ下がる様相をみせている。
・ 青のMACD線が、緑色のシグナル線を抜きにかかるまでは、しばらくは様子見がよさそう

 

【月足乖離率】

・ 移動平均線からの乖離率はまだ-10%弱程度で、過去の乖離率からすると、まだ低くなる余地がある
・ ということは、暴落の本当の初期の初期、という考え方も出来る

 

【日足ボリンジャーバンド】

・ -3σまで到達しており、これまでのセオリーだと1日くらいの反発は想定される

 

大暴落は、ファンダメンタルズ分析は、あまり役に立ちません。
テクニカル分析により、資金の流れの仮設を立てて、実際に相場がopenになっている時にその流れを肌で感じてトレードする必要があります。

 

✓ 次の日経平均大暴落に備えられるとすると。。

一言、待つ忍耐力を普段から鍛えておく、です。

 

相場は、必ず荒れるものです。
なぜなら、その相場を形作っているのは、欲望にまみれた生身の人間だからです(AIも結局は、生身の人間の思考をベースとして設計されている)。

 

なので、焦らないこと。

 

なので、大暴落の時でも冷静でいられるポジション管理をしていること。

 

なので、欲張らない事。

 

なので、次のチャンスは必ずあるので、、、決して感情的にならないこと。

 

なので、市場から退場しなければ、必ずこの大暴落の痛手が、自分の投資スキルの成長につながると信じましょう

 

 

 

バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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