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【シキボウ株】株価・決算が気になるが、コロナウイルスの影響による繊維事業の回復はあるのか?

【シキボウIRニュース解説とコロナウイルスの影響と将来性】

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

 

 

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今回は、シキボウです。繊維がメインで今回のコロナウイルスと相性がよさそうです

こんなIRが出ました。抗ウイルス機能が発表されました。

 

当社は、抗ウイルス加工「フルテクト」を施した繊維素材がコロナウイルス(ヒト,ATCC 分譲株)に対して抗ウイルス効果がある旨の試験結果を得ました。

この試験は、当社が、特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス研究会に対して抗ウイルス加工「フルテクト」を施した繊維素材について、コロナウイルス(ヒト)に対する有効性試験(ISO18184 準拠)を依頼しておりましたが、同会から 2020 年 3 月31 日付報告書により有効であるとの結果を入手しました。
今回の試験はレーヨン 100%不織布に対する試験であり、他の繊維素材に対する試験は実施しておりません。

 

【シキボウ株価×コロナウイルスとのポイント】
● コロナウイルス肺炎ニュースとともに、いの一番に上昇。約60%程度急騰
● 理由はマスク需要。具体的にはマスク×布(繊維)の思惑
● その後、一旦外堀は冷めるが、緊急事態宣言とともに感染者数増加がまた思惑を呼ぶ
● 今回、抗ウイルス機能が発表されてPTS暴騰

 

シキボウ株価チャートはこちら。日足。

 

直近は綺麗なダブルボトムの恰好。良いタイミングでIRニュースが発表された。
そのまま上がるか否かは、気配値・板のバランス次第。飛び乗り、追っかけは厳禁。

 

✓ シキボウは繊維が稼ぎ頭の会社

今回のコロナウイルス関連とは2つの意味で、マッチしていた、ということです。

①マスク原材料、②抗ウイルス機能を有する結果。

 

繊維セグメントは、多方面の事業展開をしています。

 

その中で、中国の会社がマスク関連を担っています。今回の思惑は、こちらから来ました。

実際は繊維セグメントの中でマスクの占める割合は少ないですが、こういったコロナウイルスショックの際は、大きく注目が集まります。

 

先に挙げた抗ウイルス機能があったIRニュースで注意すべきは、実際のコロナウイルスでの結果ではない、ということです。
既存で扱っていたウイルスで試した効果なのです。

また、今回試験に用いたコロナウイルス(ヒト)[Human Coronavirus 229E (ATCC VR740)]は、従来から研究機関で有していたウイルスであり、現在問題となっている新型コロナウイルス(2019-nCov)を用いたものではありません。ただし、ウイルスの種類は、同じ亜科であり同様の効果があるものと推定しています。

出典:シキボウ株式会社IR資料

 

話を戻ると、繊維事業はシキボウ株式会社からすると稼ぎ頭なことが分かります。
その中でのマスク(布・繊維・抗ウイルス機能)需要なので、市場の思惑が働いた、という流れです。

 

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バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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