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【株価・PTSブログ】

オンコリスバイオファーマへの株式投資【空売り対応方法】

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

 

 

///こちらの記事は2018年末(2019年初頭?)に書いたものです。既に時代遅れの記事になっていることご了承お願いします^^///

 

皆さん、こんにちわ。「バイオ投資家ぷっちょ@サラリーマンから不労所得構築まで。」です。

 

こちらのブログでは、オンコリス(オンコリスバイオファーマ、オンコリスバイオ)に関して、主に「株価」という側面から、テクニカル手法を用いて分析してゆきたいと思います。「PTS」や「空売り」などの皆さんが関心のある視点でもシェアしてゆきます。

 

なお、こちらのブログは随時更新してゆく予定ですので、是非定期的に訪れて頂けば幸いです^ ^

 

youtube動画も随時アップしていますので、こちらのチャンネル登録も頂けると、最新のオンコリスに関するIRや事業情報を入手できると思います。
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✓ 第一部:yotuube動画による、オンコリス株の株価分析~テクニカルの側面からお届け~《株価・PTS・空売りブログ》

第一部では、youtube動画より、オンコリスバイオファーマ(オンコリス、オンコリスバイオ)株の株価について、テクニカル(株価・PTS・空売りなど)の側面より都度都度解説したいと思います。

 

随時アップデートしてゆきます。では、お楽しみ頂ければと思います。

 

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アンジェスとオンコリスも猛暑日^^【株価・バイオ株】《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

 

気まぐれバイオ(6月21日)アンジェス、サンバイオ、窪田製薬、リボミック【株価・株式投資】《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

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オンコリスの上値は重たいね^^【株価】《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

 

上値が重たい、っていうのが結論ですね。
理由は、なんといっても信用買残の多さ。上にいっては、すぐに押し戻されます。

 

その中での戦い方を語っています^^
(さいあく、IRが出ても、また下値や押し目があるので、焦らずそこで拾いましょう)

 

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《令和・オンコリス》株価を冷静に見る、オンコリスバイオファーマ(オンコリスバイオ)【株式投資・バイオ】《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

 

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【オンコリス・株式投資】株価底値。拾うための3つの方法・やり方【保存版:暴騰銘柄の拾い方】《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

【保存版】
暴騰銘柄の拾い方を解説しています。今回の題材はオンコリス(オンコリスバイオファーマ、オンコリスバイオ)についてですが、広く株式投資(株、株式、投資)に応用が利きます。

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【オンコリス・株式投資】株価暴落、続落、そして暴騰。オンコリスバイオファーマ《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

株式投資で負けないためのスタンス、勝つための手法(テクニック、メソッド)を、今回はオンコリス(オンコリスバイオファーマ、オンコリスバイオ)を題材にして、僕の知見をシェアしています。

 

オンコリスの株価が今後どうなるのか、どう株価予想できるのか、気になる方もいらっしゃるかと思いますが、全てはテクニカルに凝集されていますので、是非広く株式投資の知恵を身に付けて頂ければと思います。

 

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【オンコリス・株式投資】株価、暴落。オンコリスバイオファーマ《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

直近の、オンコリス(オンコリスバイオファーマ、オンコリス)株価の暴落が、気になっている方も多いと思ったので、動画とりました。

 

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【オンコリス・株式投資】株価どうなるの?オンコリスバイオファーマの空売り?仕手株?《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

こちらは、ぼくが知っている範囲の、株式投資の基本の「キ」に繋がる内容になっています。

 

オンコリス(オンコリスバイオファーマ、オンコリスバイオ)に関わらず広く、投資スタンスが分かるかと思います。

【ご視聴後に得られるコト】
◆機関投資家が何を考えているか、少し垣間見れる(空売り、仕手株)
◆一般投資家が陥りやすいワナも、少し分かるかも
◆最後はやっぱり、テクニカルよりファンダメンタルズ
◆日中足でわあわぁなっている自分を振り返られる
◆今の投資スタンスは何かしっくりこない、その理由が少し分かる

 

✓ 第二部:オンコリスが下がったので冷静に今後を考えてみた《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

今回は、私が注目している【オンコリスバイオファーマ】株に関して、今後持ち続けるべきか否か、もう少し冷静に思考して、自分の判断軸を持った方が良いと思い、こちらのブログに綴ることとしました。

 

オンコリスバイオファーマの個別銘柄に注目してブログを書きますが、広くバイオベンチャへの株式投資に通じることがあると思いますので、是非私の投資スタンスを参考にされてみてください。

 

私はライフサイエンスを専門にしており、かつ未公開ですがバイオベンチャー投資で2桁倍の実績を持っています。が、いつも成功するとは限らないところが、個別銘柄の面白いところです。

 

ちなみに、失敗する時の傾向も分かってきました。
例えば、跳ねた高値に飛びついた本当に株価が上がり始めるきっかけを知らなかった自分で売るタイミングを決めていなかった、などです。こちらをご覧頂いているあなたも同じ経験があるのではないでしょうか。

 

そして、株価が下落した時に、そのまま損をする一番大きな要因は、こちらです。

「なぜ落ちたのか」、「当初の自分の判断はあっていたのか、間違っていたのか」、「売るべきか、買い増すべきか」を考えない、こと。

 

それでは、この局面(2019年1月10日)で、私がどう判断をするかを共有したいと思います。といいつつ、今日の下落が、私のイメージと異なっていたので、大分悔しいのです。。。

 

✓ オンコリスの株価(PTS)はなぜ急落したのか《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

 

こちらのブログを書いているのは、2019年1月10日の夕方です。
今日のオンコリス株価は、一時1,444円を最高値とし、そこから急反転、最終的には1,280円(+1.51%)でした。私は初めはポジションは持たず開始しました。初値より大きく下がるタイミングがあると推測していたためです。たっだ、始まってみると、-20円を底に、勢いよく上昇しました。
直ぐに下げるだろう、と推測していたのですが、勢いが止まらず、結局1,444まで上昇しました。こちらが、本日の10分足ですが、私は待ちきれずに1,350円でinすることとしました。総投資額約650万円程度です。そのまま、大丈夫だろう、という過信から、放っておいたのですが、見てみれば、なんと大きく値を下げていました。

 

 

本日の結果は、342,000円の【損失】でした。
嘘をついて、儲かった!!!と言っても仕方がないので、正直に損失をお伝えします。こういうこともありますよね。というのも、我々は弱小の個人投資家なので、日々の上下で収益を得続ける、ということは、かなりの至難の業だと、思っていて、これまでの経験からも分かっていることです。

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なので、弱小個人投資家が、勝てるシナリオは、中長期視点での売買、だと思っていて、私も基本的には中長期視点で売買をしております。
というのも、オンコリスに注目して投資しし始めたのが2016年だったと記憶しています。それ以降、2019年1月4日の初日まではずっとホールドしていました。結果的に、【+100万円の利益】を得ることが出来ました。ただ、その後、これから本格的に上げる!との確信めいたものがあったにも関わらず、そう簡単ではない、と慣れない短期売買に走った、というのが、今の状況です。結果的に、利益を得るはずであった、100万円近くを得ることが出来ませんでした。よくある、光景ですよね、、(笑)。

 

なぜ、2019年はこういった短期売買という行動をとったか、というと、去年の残像があったからです。それと、大きな下心、が。

 

こちらが、2018年初頭から今日(2019年1月10日)までのオンコリスバイオファーマのチャートです。

 

私は2018年以前に、平均株価1,050円程度で購入をしており、2018年初頭の上昇にテンションを上げていました。ただ、それは長くは続かず、暴落して、500円前後まで株価を下げる動きをしました。

 

私は、オンコリスが開発しているウイルス製剤には、”サイエンス”的にとても魅力だと思っています。
既にヒト臨床試験結果のデータが公表されていますが、例えば放射線治療との併用療法により、放射線単体治療より圧倒的に優れた奏効率を出しました。こちらはネットで検索頂くとすぐにデータが出てくると思います。さらに、オンコリスが保有するテロメライシンは、癌細胞得意的に効果を示すことから、副作用がほぼないに等しい、というところにも優れた点があると考えています。

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サイエンスを語るとキリがなくなるのですが、株式市場は、サイエンスだけでは、やっぱり勝てないんですね。要は、市場はリターンをシビアに見るんですね。ここは、皆さんも重々ご承知かと思うのですが、なかなか”自分が投資家”という立場になると、冷静に見るのは、難しい、ですよね。儲かる、が分からなければ、株価は本格的に、動かないのです。

 

ここで、【オンコリスの株価(PTS)はなぜ急落したのか《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》】に、迫りたいと思います。

 

考えられる原因を挙げます。
① 株価が既に高い《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

2019年1月10日現在、オンコリスの時価総額は約170億円です。昨年末からほぼ倍に成長しました。理由は、ヒト臨床試験の良いデータが出てきたからだと思います。それにより、大手製薬会社との提携が射程圏内に入ったことが挙げられます。昨年末の講演で、オンコリスの浦田社長も、「設立15年目には吉報をお届けしたい」とコメントしていました。設立が2004年3月18日なので、この2か月くらいが目安と考えられています。
では、現在の170億円という時価総額が高いのか、安いのか、です。創薬ベンチャーはその多くが赤字であることからPERやPBRで図ることはむずかしく、その多くがパイプラインの進捗や数が関連するといわれています。
オンコリスは現在フェーズIのデータが1月に出る状況です。米国ではテロメライシンのフェーズIIが進められており2019年半ば頃にデータが出る予定です。ですので、業界的にはフェーズIからIIへの移行期であると認識されていると思います。

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パイプラインのフェーズと会社の企業価値との関連は、ある程度分かっています。前臨床フェーズ、フェーズI、フェーズII、フェーズIII、上市毎にあらかたの企業価値が決まる、と言われています。具体的には別の記事で書いていますので、ご参考頂ければと思います。
フェーズIIでは一般的に、時価総額が200-300億円であると考えられています。パイプラインの質や数、またその先の成功確率、売上想定額など様々な要素が加味されますので、一概には言えませんが、大体この枠当たりです。

 

そうすると、オンコリスも200-300億円を目指した動きをしているとも考えられます。現在が170億円なので、そろそろ200億円に届く勢いなので、下げ圧力も一層強くなることが考えられます。

 

② 株価はまだ低いが、上を目指すにあたり乱高下を繰り返す《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

上の通りに考えると、株価の上昇余地はまだある、と考えられます。一方で、良い結果が見込まれていますが、まだフェーズIのデータが出ていない状況で、それを懸念した投資家の売り、も随所にあると思います。しかも、2017年にIRを立て続けに発表したタイミングで、株価が一時1,300-1,400円に到達した時期もあるので、そこで株を保有している投資家からすると絶好の売りタイミング、ととらえることも出来ます。今日、最高値が1,444円まで上昇し、そこから大きく振り落とされ、結局1,280円まで下がりました。

 

要は、この1,300-1,400円のゾーンの保有者が多く、この投資家の売買が頻繁に繰り広げられ、なかなか上値を目指す展開に、なりにくいのではないか、とも考えられます。上の①では、まだ上昇の余地はあるものの、より多くの投資家の売買がなされ、一喜一憂の場面が、先々も続くと考えられます。それを一気に跳ね飛ばす、フェーズIデータが来週早々にもでれば、その展開は払拭される可能性はありますが、この発表タイミングは、誰も正確には分かりません。

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③ 株価はまだ低いが、外的要因で振り回される《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

また、オンコリスの内部要因だけではなく、外的要因もあります。最近、創薬ベンチャーの株高を引っ張ってきたサンバイオやSOSEIも、お昼前後から一気に下げて、始値とトントンまで落ちてきています。こうしてみると、オンコリス特別の要因というより、創薬ベンチャーが同じ環境で下げられた、ことも想定されます。しかも、2018年末の米中関係悪化やアップル社の中国販売減退から企業成績もぱっとしない環境が続きました。そして日経平均が大幅に下げるタイミングがありました。その後、創薬ベンチャー市場にもお金が流れ、年始の株高につながってきています。要は、外部環境が乱高下しているため、特段の個別材料がなければ、外的要因に左右される、と思っても間違いではないでしょう。

 

このように考えると、①ではまだ時価総額は伸びシロはありそうです。②や③を合わせて考えると、株価は1,300-1,400円の間では乱高下を繰り返しながらも徐々に上値を目指す、ことが考えられます。ただし、注意が必要な点は、オンコリスとは全く関係ない外的環境が急速に悪化した際は、1,000を下回る展開も想定される、ということです。

 

✓ 当初の自分の判断はあっていたのか、間違っていたのか《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

 

私は当初、オンコリスバイオファーマの株価は、2019年1-3月の間で、300-500億円に向かう、と判断して売買をしていました。理由は、こちらです。

 

■ 1月発表予定のフェーズI、免疫チェックポイント阻害剤との併用データの奏効率が50%程度と想定《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

皆さんご存知の通り、免疫チェックポイント阻害剤単体では10-20%程度の患者しか効果がないとされています。このため、同剤との併用療法により、その効果を高める、というのが大手製薬会社の一番の興味になります。オンコリスは、既に動物実験において免疫チェックポイント阻害剤との併用療法により、優位な奏効率データを取得しています。
ただ、癌では動物実験とヒト臨床試験でのデータが関連しない、とも良く言われています。私はオンコリスが保有するテロメライシンは、ある程度関連性はあるのでは、と思っています。それは、局所投与にも拘らず全身への免疫効果データを得ているからです。要は、絶対的な抗癌プレーヤーであるモデル動物もしくは癌患者の免疫細胞を誘導させるため、その癌腫はあまり問われないのだと思っています。種を超えて、広く癌への適応が可能だと考えています。

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■ 圧倒的な、免疫チェックポイント阻害剤との併用データを持って、テロメライシン併用療法の適応症を広げると想定《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

免疫チェックポイント阻害剤との併用データが、圧倒的に良ければ、各社独自の免疫チェックポイント阻害剤を保有している大手外資製薬が、興味のある癌腫に、テロメライシンとの
併用療法を検討、導入し始めると想定されます。
要は、今オンコリスが考えている事業戦略の幅が広がり、オンコリス独自のコストやリソースをかけず、大手製薬のアセットを上手く活用しながら、テロメライシンの大幅な価値向上を図れると想定される、という事です。ですので、必然的にオンコリスが将来稼げるcashが増えますので、その分現在価値に反映されると考えれます。今月発表予定のフェーズIがとても重要で、単に”効く”ではなく、”圧倒的に効く”という状況が求められます。
なお、2018年末の浦田社長の講演では、自信ありそうな立ち姿でしたので、サイエンス的にも、私は問題ないとは思慮しています。

 

■ 投資家の異常な高揚感《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

上の二つの理由だけでは、300億円前後だと思っていました。その後500億円を目指す大きな要因が、投資家の”熱”だと思っています。これは、現在盛り上がっているサンバイオやSOSEIなどのバイオベンチャー環境も相まって初めて成し得ると考えています。あるアナリストも2019年はバイオの年、とも言っていて、盛り上がる気配は感じていますが、これはもはや本当に誰も分からなくなります。ので、まずは300億円程度を目指すイメージで、売買をすればよいのだと考えています。

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このように、3つ大きな視点を共有しましたが、これはおそらく大きくは外れないだろうなぁ、と思っています。
ここまで書いて、私も気づきましたが、「目先の利益」と「去年のくやしさ」が相まって、今週の下手な売買に繋がったのだと思いました。要は、オンコリスは2019年1-3月で300億円まで上昇する一方で、投資家の不安感や市場環境により、乱高下します。この乱高下を「いい利益確定のチャンス!」とか「去年ダダ下がりしたから今年も少し怖い!」といった、感情が、デイトレードをしたきっかけになったし、先々の時価総額を忘れ、日々のチャートを追ってしまった、という結果になったと思います。悔しいので、猛省ですね。。

 

✓ 売るべきか、買いますべきか《オンコリスの株価・PTS・空売りブログ》

 

ここまで書くと、もう明日以降の僕の投資スタンスは決まりました。

 

ただ一つ注意点は、損切のタイミングです。これまでの経験から、変に一つの銘柄にすがるというのも良くないことを理解しています。ですので、例えば10%下落したら必ず損切りする、など、今後のボラに対して自分が冷静に対応できる基準を、あらかじめ決めておいた方が良いと思います。

 

それでは、みなさんも、明日以降もオンコリスを楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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