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【値幅制限とは】株価ストップ高・ストップ安値の幅制限表を解説。

株式投資で勝つためには1日の上限下限値幅を知ることが重要【株用語】

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

 

 

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今回は、株式投資における値幅制限についてのお話です。

自分が取引している株銘柄の株価が動く範囲を知っておくことで、売り買いの一つのサインになります。

 

株式投資において、値幅制限があります。
株銘柄が1日のうちに動ける株価のレンジ(範囲)が設定されており、その日のレンジ(値幅制限)を頭にいれておくのといないのでは、トレード方法が全然変わってきます。

 

✓ 値幅制限表を頭に焼き付ける

冒頭でもご覧頂いた図に赤色の矢印を付せました。

1日で最大、50%、40%、30%上昇する可能性を示しています。1日で100万円が30-50万円増える計算なので、その日の始値と値幅制限を確認しておくことが十四になります。

 

値幅制限とは、当日に株価が変動する上下値幅のことになります。
例えば現在の株価が100~200円の間の株銘柄は、当日の変動幅が50円になります。このため、仮に100円で始まった株価が終値で150円と50%増になる可能性がある、ということです。

 

例えば、株価が1,000円の株は、ストップ高の300円増となると、実に30%もの値幅利益を取れることがなる、という計算です。

 

上の表の左から2列目に、「上限%」の記載があると思います。
これは、一番左の1列目の株価から上限いっぱいに買われたストップ高をした場合の上昇率を示します。

 

価格帯によって、上限%が異なることが分かるかと思います。
上の通り最大50%ですが、価格帯によっては20%と、ストップ高となっても、そこまで得られる利益率は大きくないものもあります。

 

今見ている株銘柄の株価始値が766円だけど、もし仮にストップ高したら株価はいくらになる?

こういった問いに直ぐに答えられるか否かによって、トレード戦略が全くことなってきます。

 

始値が766円の場合、上の表を見ると制限値幅が150円、です。そうすると、当日ストップ高をする場合916円になります。
仮に相場が始まってから株価が上がってゆき、890円まで来たとします。ずいぶんと上昇しました。すると、ストップ高までとれる値幅が26円(約3%)となり、本当にこの銘柄を攻めるべきか、という別の問いを持てる事になります。もっと当日もっと上げ値幅の可能性がある、まだ安い株価の銘柄を選択した方が良いのでは、という思考です。

 

株式投資の対象銘柄は、沢山あります。
自分が今注目している株銘柄だけでなく、他の銘柄への投資可能性とそのリスク・リターンを考えるのが一般的ですが、そのリターン(とリスク)の一つの要素として「あと何円上がるか?何円下がる可能性があるのか?」という視点はとても重要です。

 

できるだけリスクを抑え、上を狙えるリターンが大きい銘柄にチャレンジした方が良いですからね。
そうこうしている内に、上の値幅制限表の数値が頭に入りましたでしょうか?(笑)

 

✓ 値幅制限の特例措置について。

値幅制限には主に以下の4つの特別措置があります。

① 値幅制限の拡大
② 整理銘柄の下限値幅撤廃
③ 新規上場銘柄の値幅制限の拡大
④ 値幅制限の縮小

 

① 値幅制限の拡大
特例なのですが、下の条件を満たした上でストップ高(もしくはストップ安)が3日連続で続いた場合は、値幅制限を2倍とする拡大措置がとられます。
その条件はこちら。
● 3日間の出来高がゼロ
● 3日間の出来高があるが、全て午後立会終了時に成立した売買によるもの

 

要は、3日間連続で出来高が付かずどちらかにストップまd買われた売られた状況の時、翌営業日より値幅が2倍になります。

 

例を挙げると、バイオ株のサンバイオがあります。
グローバルでものすごく期待されていた臨床治験が、まさかの有意差なし、というIRニュース発表の翌日からのナイアガラでした。。。怖い。。

 

バイオ株は、誰しもが予測できない治験失敗などのリスクがあるので、株を持ち越す場合は要注意です。
上のケースでは4回ストップ安をたたき、5営業日目もほぼストップ安近くまで売られました。

 

初めの3営業日が上の条件に当てはまったため、4営業日目から値幅制限が2倍となり、一段と下落スピードが加速されました。

 

 

② 整理銘柄の下限値幅撤廃
続いて、こちらです。

経営破綻(破産法・会社更生法・民事再生法の申請)や、重大な不祥事により整理銘柄に指定された銘柄は、指定された日の翌々営業日より、下限値幅のみ撤廃する措置がとられる。この撤廃措置は、最初に約定した日の翌営業日に解除され、通常の値幅制限に戻される。

出典:wikipedia

 

要は、経営が悪化して整理銘柄認定されたら、市場が嫌気を指して売りに出るケースが圧倒的に多いのです。
このため該当銘柄は、下限値幅のみの撤廃措置がとられます。ただし、最初に約定した日の翌営業日から解除され、通常の値幅制限に戻ります。

 

 

③ 新規上場銘柄の値幅制限の拡大
IPO銘柄はみんなが注目しているマーケットです。こちらも値幅制限の拡大措置がとられます。こういった流れの場合です。

● 上場初日に値幅制限の拡大が発令される可能性があります
● 初日には、公募価格(基準価格)の4倍を上限に、もしくは1/4を下限に値幅が設定されています
● 仮に、上場初日に値がつかなかった場合は、翌営業日も同様に上は4倍、下は1/4倍の値幅制限の拡大が適応されます

 

このようにIPO銘柄は、上場初日の変動幅が大きいため、人気IPO銘柄はよく値が付かずに終えてしまいます。
こうなると株価に火が付き、一方方向にどんどん株価が上下することになります。

 

注意が必要なのは、IPOゲッターみたく、IPO銘柄専門のトレーダーが沢山いる、ということです。
彼らは、IPOの色々な条件などを加味して、IPO銘柄のみトレードします。多くは結構大きな資金量を持っています。
なぜなら、ボラティリティ(株価変動幅)が大きいため、格好のデイトレの場となっているからです。

 

ですので、こちらのIPO銘柄の値幅制限の拡大措置を見て、IPO銘柄!と思われた方が、もし株式投資を始めてまもない方は、ぜひ少額投資から始めることをお薦めします。プロIPOトレーダーの餌食にされても良い金額、にて^^

 

 

④ 値幅制限の縮小
こちらはたまに発生しますが社会情勢など緊急事態の時は、値幅制限が縮小される措置がとられます。
例えばアメリカでの同時多発テロでは1/2まで値幅制限の縮小が行われました。

 

このように値幅制限関連措置についてもいくつかありますのでご参考頂ければと思います。

 

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バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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