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更新日:2020年5月10日

株にはお金を追いかけるとお金は逃げてゆく法則がある。

株式投資と向き合う前に自分と向き合う

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

 

みなさん、こんにちは。
バイオ投資家のぷっちょです。

 

今回は、株とお金と自らのスタンス、についてお話したいと思います。
key wordは『追わない』です^^

 

✓ 株は待つもの。

象徴的な株の実体験があります。

 

最近、アンジェスというバイオ株で元手がほぼ2倍になるトレードが出来ました。
(アンジェス株の売買をおすすめしている訳ではなりませんので、あしからず)

 

こちらがそのキャプチャ。

 

このトレードが出来たのは、株へのスタンスを大きく変えたからです。

 

それは、この記事のタイトルの通り、『株にはお金を追い求めるとお金は逃げてゆく法則がある』ことを知り、
そして、『株式投資と向き合う前に自分と向き合う』ことを優先させたからです。

 

躍起になって、アンジェスの値上がりを追いかけていたら、その後の特売りやストップ安をくらていたと思います。

 

✓ 「何か」を追う、という感覚

 

端的に言うと、『心に平静さがなく、それが結果として人間らしさから逸脱してしまっている』ということです。

人間らしさとは、例えば優しさを感じる「心」であったり、そこから「頭」で思考して、優しさを別の形で恩返しする、といった感じをイメージしています。

 

中毒性のある株価の値動きを追っかけるだけなら、誰でもできる気がします。
語弊をおそれずにいうと、それは必ずしも人間である必要はない気がします。広く、動物であればその値動きを追うことができる。

 

ただ、その株の値動きに何かを感じ、そこから派生した思考が出来る方が、より良い株式投資の成績を収められると思っています。

 

✓ 追う前に、追われる立場を考える

 

逆の発想が重要です。

追うことばかり考えている人は、追われる立場だとどう思うか、と思考した方が柔軟性が出ます。

 

例えば、恋愛。
僕は幸いなことに、ある例外を除いて、叶わなかった恋はありませんでした。
好き、と思った意中の女性とはお付き合いすることが出来ました。

 

今となっては自分が疲れてしまうので、もうしないのですが、
当時は、自分を犠牲にしてでも、「相手」がしてほしいこと、言って欲しいこと、楽しむであろうことばかり考え相手と接してゆきました。
それが、相手にとってはとてもとても気持ちの良いものだったのだと思います。

 

「追う」だけは、自己中。「追われる」という感覚を取り入れる事で、周りが見えてくる。

むしろ、「追われる」と思われると、それを嫌ってしまう可能性がでてくるので、「追う」感もださず、平静を装うことが、自分にとっても相手にとっても良い、ということです。

 

もっと動物的なところで言うと、
追う者は、そこから殺気が出るので、周りはそれに勘づき、離れてゆくものです。
いつも不機嫌で、愛情もなく単に自分の思いままに怒鳴り散らしている人には、近寄りがたい。
執拗に勧誘してくる営業マンも、どこか気が引ける。

 

目の前のことだけに注力して、感情的になり、周りに思考が及ばなくなると、その人は、どこにおいても、あまりうまくゆかない、ということです。

実は、これは知らない間に、多くの株式投資家がやってしまっている、誤りなのです。

 

人間社会においては、なんとなく自制して、自分をコントロールできるけど、
いざ株の世界では、自分がお金を追い求めている事実に気づけず、結果的にお金に逃げられることが多いのです。

 

✓ 株の値動きを単に追う個人投資家は機関投資家に焼かれる

 

株式投資の世界において、株の値動きを「追いかけ」みなが群がると、機関投資家に目を付けられ「焼かれ」ます。

「焼かれる」というのは、大量の売りを浴びせられて、株価を意図的に下げ、個人投資家が市場にお金を置いていゆく、状態のことを言います。

 

要は、個人投資家が高値掴みをして損をしている状態です。
損をする人がいれば、それと同じ総量の益を得ている人がいます。それが機関投資家です。

 

90%の投資家は、90日の間に、その資産の90%を失う、という格言があります。

意気揚々と、株式市場に乗り込んできた個人投資家は、殺気立ちすぎて、その投資戦略・思考が丸見えで、プロ集団である機関投資家の餌食にされてしまう、ということです。

 

先ほど例として挙げたアンジェス。

 

例のコロナウイルスに対するワクチンの研究開発IRニュースにより、動意づいた。
株価は400円から一気にかけのぼり、2,500円手前まで値を上げ、そこから1日で1,000円(40%)近くも下げた。

 

中長期的なファンダメンタルズに支えられ、個人投資家の人気を呼んだ。
これ自体はいいこと。
(一時的なファンダメンタルズに群がるのはおすすめしないが、中長期的な効果があれば一考の価値あり)

 

問題は、出口。上がり続ける株はない。

なので、アンジェス株の高値を追ってゆく投資スタンスだと、この大暴落に巻き込まれるだろう。
なぜなら、今がどういう状況で、どうなったら売却するのかの戦略が立てられていないから。

 

まさに、株価を追うだけに躍起になって、相手(株価や、株価を動かせるだけの大口投資家)のことを考えていない。
思考停止で乗っかってゆけば、必ずふるい落とされる。相場の真理。

 

僕はこの日、ほぼほぼアンジェスの値動きや板・歩み値の状況を見続けていた。
昨日と違って、株チャートが不自然なのも感じた。
1分足で冒頭した2,500円付近、その後の大きな1分足レベルでの1本大陰線で、セリングクライマックスと悟った。

 

単に株価を追っていただけでは、この相手(株価)の微妙な反応は察知できなかったと思う。
株を始めたころ、株価値動きに一喜一憂していた頃の僕には、到底できないテクニック。

 

✓ 全てに追うことをやめれば、気が楽になる。

仮に「追う」のであれば、遊ぶ余白を持たせた「じゃれ合う」が、イメージにぴったり。

何事も、遊びや笑い、お茶の間的な気楽なスペースが必要。

 

相手とじゃれ合う余裕が、次の思考を生み、次の良きアクションと結果に繋がる。
株でも同じ。「追わない」。「楽しむ」。

 

今回は、株式投資におけるバイオ投資家ぷっちょのスタンス的な話をお届けしました。
少し抽象的な話でしたが、なんとなく、株との向き合い方など、少しはご参考頂けたなら幸いです。

 

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バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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