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更新日:2020年4月24日

株でコツコツドカンから卒業する方法を体験談から共有

【株式投資の悪癖の治し方・改善方法】

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

今回は、株でよくある「コツコツドカンの治し方・改善方法」についてのお話です。

株歴がある程度ある人は、必ず陥るワナです。ドカンの部分で、コツコツで得た株利益をほぼ吹き飛ばし、なんならマイナスとなってしまいます。

 

✓ 株式投資におけるコツコツドカンとは?

 

株式投資におけるコツコツドカンとは、
「ある期間まで自分で定めたルールに則り、コツコツと利益を重ねてきたにも関わらず、ある期間を過ぎた途端にルールを破ったトレードなどをすることが原因で、一気にお金を失う」、
といったイメージです。

 

「ドカン(≒大きな損失)」の部分が良くないのですが、なぜこういった結果になるのでしょうか。

それは、自分を律するエネルギーの総量が、翻って自分を解放するエネルギーへと転換されるからです。

 

子供を変に押し付け続けると、グレます。
好きでもない豆腐ハンバーグを自分に課し続けると、ある時吹っ切れて肉汁こってこてのハンバーグを求めだします。
(その大昔は)部活で熱中症になるくらいまで水を飲むのを抑制されると、部活終わってから一気に水を飲んで、おなかをくだします。

 

全部、律するエネルギーが、今度は逆に解放するエネルギーとなり、自分に襲い掛かってくる好例だと思います。

ここで重要なのが、「楽しむ」ということです。

 

✓ 楽しみに変換する、抗わない、乗っかる(肯定する)。これにより気持ちが楽になり人生が好転しました

「楽しむ」ことで、自分の身体の中の構成物が変わります。

 

人は、お金を損したらどうしよう、といったネガティブな思考をすると、身体を構成する物質もネガティブなものとなります。
有名な話が幸せホルモンであるセロトニン量が減少するといわれています。逆に、興奮するとドーパミンが放出され高揚感が生み出されます。

 

これら全ては、人間の思考や言動によって、内側の内容物が変わる、ということです。

ポイントは、言動だけでなく、思考によっても内側を変えられる、ということです。

 

昔、相手から言われたことに対して、「でも」から発言する人でした。
当時、高層マンションでシェアリングしていた友人から指摘を受けて、そうだ、と思い、そこから「いいね!」と肯定から入るようにしました。
自然と、「否定」ではなく「肯定」して、更によい意見やアイディアを探す仲間に恵まれてゆきました。
仲間に恵まれると、人生は楽しくなりました。

 

思考も同じで、「肯定」や「充足」を意識することで、心のブレーキがなくなった気がします。
どっかにつっかえていた自分への不満も、「まぁ、そういう時期もあるよね」とか、「まだ未熟だからしょうがないよね」と、なだめることが出来るようになりました。

 

株でも同じです。思考が大切です。
株式投資では、例えば、このようなことを気を付けてトレードします。

・損切りラインとリワードラインを意識して、儲ける確度を高くしよう
・資金管理はしっかりと
・分からない相場の時は、トレードは控えておこう
などなど

 

このように、普段から自分のルールを持って、株式投資に取り組むことは重要です。
ただ、これが自分にとっての重荷になってしまうと、ついついこのルールを破って、無茶な取引をして、結果的に大きな暴落に巻き込まれて、これまでの利益を一気に溶かす、所謂コツコツドカンをやってしまいます。

 

ここには、普段から張りつめたトレードとの向き合い方に、問題があると考えています。

株式投資に向き合う、普段の姿勢が関係している、とお伝えしています。

 

✓ お金が欲しいとは思わない方が、株式投資は上手くゆく

株式投資をやっているのに、お金に固執しない?

実は、僕の実体験からも、本当にそうだと思います。お金が欲しい欲しいと思っていた時は、とことん負けていました。

 

ルールを決めて、頑張って守っていても、数日たてば忘却の彼方。
目の前の値動きにまどわされ、損切り貧乏になったり、稼いだお金を一発の大陰線で、台無しにしたりしていました。

 

そして、「お金が欲しい!」という狂気にでも似た感情が、株式投資を「楽しむ!」からどんどん遠ざけている事実があります。

お金が欲しい思考は、こんな感じ。
・兎にも角にもお金に困っている
・その思考は短期的。短期間でお金を稼ぐことにフォーカスしている
・株式投資も短期的な値動きを追ってしまう
・そして、急騰した銘柄を見て「これに乗っていれば!」という後悔の念が増強される
・あまりにも感情的になったその瞬間に、急激に跳ねた銘柄を買って、撃ち落される
など

 

動物の本能がでるときは、決まって上手くゆきませんね。こういったロジックが必要な世界では。
スポーツなどでは、興奮してアドレナリンを出した方が、動物本来の力がでるかもしれません。

 

よく経営者が株式投資にお金を突っ込んで、負けたことにムキになって、更にお金を突っ込んで巨額の損失を出す、ということを耳にします。
これも同じで、動物的な勘や俊敏なビジネス手腕を持っている経営者が、全くことなるスキルが求められる相場で勝てるとは、限らないのです。

 

何かに躍起になることは、重要ですが、株の世界では、むしろ「無」が求められます。

無、です。

 

✓ 株式投資を楽しむ方法(コツコツドカンの治し方・改善方法)

 

「株式投資を楽しむ」、これに尽きます。具体的には、株式投資をやっている本能的な自分と、客観的に俯瞰している自分とを分ければいいです。

株価が跳ねたところでエントリーしようとしたとき、「あ、またいつものコツコツドカンの悪癖が出ようとしている」、「ぷぷぷw」くらいな感覚です。

 

初めのステップとして、コツコツドカンを身をもって体感します。
この1週間で30%の利益を出せた!来週も!と意気込んで、結果的にトータル20%マイナス、といった具体に、です。

 

その中で、コツコツドカンを知り、さらにその傾向が分かってきます。
ここまでのプロセス(仮定)では、投資するロット(金額)を大きくしない方がいいです。投資予定の2-3%程度で試してみるのが無難です。

 

と言っている僕はフルコミットをしてしまい、一気に資金を1/30程度にまで減らした経験があります。
僕は、そういう性格だったのですね。一気に畳みかける性格だった。株式投資でも。なので大きな失敗をしました。
ですので、こちらまでお読みいただいているあなたには、ぜひとも少額から体感頂きたい、と切に思っています。

 

続いて、コツコツドカンを避けるための具体的な投資手法を獲得してゆきます。
例えば、リスクリワードの思考を身に付けたり、それこそ資金管理などです。板読みやテクニカルチャート分析なども含まれます。

 

一定の知識が身についたら、浮かれて、更にドカン!とゆく下準備が整った証拠です(笑)。

浮かれて、かならず資産を吹き飛ばします。相場で浮かれると、やられます。

 

そうこうしていくうちに、コツコツドカンをなくすには、どうすればよいのか?という問いを立て始めます。

その答えが、「楽しむ」だとお伝えしています。

 

自分の投資ルールが固まってきた。でも、ドカンと一気に損失を出して、勝てない期間が続いている。
そのドカンの正体を知りたい。それは、自分の内に向けた律するエネルギーなのです。

 

どちらかと言うと、ここでの律するエネルギーは、否定のエネルギーです。負のエネルギーです。
自分が悪い癖を持っていて、それを直そうと無理やり理性で抑え込もうとしているエネルギーです。

 

こう変えてゆきましょう^^。例えば、
「また跳ねた株価に反応して、ポチっと買おうとしている自分がいる」
「よしよし。本能では飛びつきたいんだなw。本能に任せてうごく赤ちゃんみたいで、自分ってかわいい(くらいの客観視をする)」
「まあ、その気持ちも分かるけどね(一旦自分を肯定する)」
「高掴みしてその後更に跳ねた経験はゼロではないけど、そこまで多くはない」
「しかも、続けて跳ねるケースは圧倒的なファンダが伴っているケースなど、ごくまれ」
「それでも、人差し指でbuyボタンを押そうとしているのかい?坊やちゃん」
「まあまあ、好きにしたらいいけどねw」

 

こんな感じで、トレード中に、本能的な自分と対話するイメージです。

 

決して、本能で動こうとしていることを否定はせず、
確かに分かる分かる!としつつ、
どちらかというと、それを愛おしとか、赤ちゃんみたいでかわいい、という視点を持つと、
やろうとしていたマイルール外れなトレードが、おかしく見えてきます。

 

いつも、良くないトレードをするときは、
自分と楽しい会話をして、それ自体を娯楽化する、ことをやると、自分への負担がなくなります。

 

ぜひ、お試しあれ!

 

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バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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