株どうやって儲けるのか!?徹底したニュース待ちをやってみる。

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更新日:2020年5月28日

株どうやって儲けるのか!?

徹底したニュース待ちをやってみる。

執筆者:バイオ投資家ぷっちょ

 

 

みなさん、こんにちは。
バイオ投資家ぷっちょです。

 

今回は、株はどうやって儲ける?に対して答えてゆきたい。
ポイントは連発ニュース。

 

 

✓ 逆に、儲けられない理由

それは、お金が集まっていない株にベットしているから。

 

つまりは人気がなく、そのままズルズルと下がり続ける銘柄。
この株にいくら投資をしても、時間とともにお金をすり減らすだけ。

 

全体感を考えてみて欲しい。
株価を上げるためには、その株欲しい!という投資家が大勢現れる必要がある。
需給バランス、ということ。

 

市場には一定のcashしかない。
このcashの流れる先の銘柄を勝っていれば、おのずと株価を上げてくれる。

 

cashは人気度という高低差によって流れてくる。

 

分かりやすい例でいうと、アベノミクスバブル。
①大胆な金融政策、②機動的な財政政策、③民間投資を喚起する成長戦略の3本の矢が放たれた。
● 2013 年4月4日

→決定された「量的・質的金融緩和の導入」

● 2014年10月31 日

→「量的・質的金融緩和の拡大」

● 2016年1月29日

→「マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入」

出典:「アベノミクスを振り返る」

 

結果、株高相場が生まれた。
市場にcashが大きく流れ込んだからだ。

 

要は、政府が矢継ぎ早に金融緩和政策をとったので、市場に大量の資金が流れてきた。
これはマクロなレベル。
でも、この2013年からの資金の流れに注目していたら、日経平均だけでも大きな値幅が取れた。

 

これが、個別銘柄レベルでも起こる。
その一つがニュースが連発する状態。

 

✓ 連発ニュースとは?

株は期待感であがるもの。だから売上が伸びてなくてもいい。成長しそう感がでてればいい。

 

このチャートを見て欲しい。

 

まだ、PLには反映されてない。
もっというと、本当に売り上げが上がるかは分からない。売り上げが上がっても利益が伴うかなんて、分からない。

 

ただただ、期待がされているだけ。
そのニュースがこんな感じ。

 

2か月のうちに、株価はあっという間に4倍。

その間、株価を上げるトリガーとなるIRニュースが連発された。

 

これを狙う。

 

タイミングが良かった。
コロナウイルスが直撃して、同社特異なAIによるデータ解析などがはまった。

 

こういった基盤技術を持っている会社は、他業種にわたって、事業を展開している場合が多い。

つまり、事業提携やその他の開発商品などの発表の数が、多いとも想定できる。

 

しかも、時代の流れに乗っている。だから、資金が流れてくれる。
飛び出したくらいの株価だと、時価総額が安かったのも跳ねた大きな要因。

 

別の例をみてみよう。

 

✓ だいたい次のニュースタイミングが分かる時がある

自分の詳しい業界を考えると、容易にニュース多発状態が分かる時がある。

 

僕の専門はバイオ。
だから、どのタイミングでIRニュースがでそうか、なんとなく分かることがある。
これさえわかれば、株でどうやって儲けるのかも、同時に分かる。

 

好例がこの会社。

 

コロナウイルスに対する治療薬の研究開発をすることを発表したことがきっかけ(4/17)。
株価は一気に駆け上がった。

 

その後、下げ止まりを見せたのは、臨床試験開始のIRニュース(5/14)。
順調に研究開発が進んでいるという会社側の意思表示。

 

さらに、患者1例に聞いたというニュース(5/28)。
1名だけなので、なんとも言えないが、市場は大きな反響があった。

 

ポイントは、日本だけでなく世界がコロナ治療薬を待ち望んでいて、通常の創薬プロセス時間を大幅に圧縮して臨床試験などを進められる体性にあること。

なので、矢継ぎ早に、その結果が出てくる。

 

ここまでご覧頂き、お分かりの通り、次が想像できるか否かが、勝負の分かれ目。

上のテラのケースは、バイオ専門でないと、想像が難しい。だから、あなたの特異な領域の企業で、そういった状況になった時に、IRニュース連発に伴った株高を取ってみて欲しい。

 

市場は、思った以上にいい加減。
期待値のみで、株価を大きくあげるには、十分、ということ。

 

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バイオ投資家ぷっちょ/吉日

 






 

 
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